よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】医薬品の安定供給確保の現状と課題 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36723.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第9回 12/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

鎮咳薬・去痰薬等の供給不安への対応の流れ


供給量の増加



需要の適正化



配分の適正化

9月 末 以 前
9月末時点以降

・ 業界団体(日本製薬団体連合
会)を通じ後発医薬品を含む全て
の医薬品についての供給状況を把握
した上で、供給量が十分な製品につ
いて限定出荷を解除すること
・ 可能な限りの増産を行うこと
等の協力を要請。

・ 供給状況に係る情報の公表により、
先々の見通しを得ていただく
・ 小児用の剤型が不足している場合
は、粉砕などの調剤上の工夫を行う
よう要請し、診療報酬上も評価
・ 代替薬の使用
・ 買い込みを控えること
等の協力を要請。

在庫の偏在への対応として、
・ 医療用解熱鎮痛薬等の安定供給
に関する相談窓口(医療用解熱鎮
痛薬等110番)の設置(昨年12月
開始)。

・ 主要な解熱鎮痛薬については、新
型コロナウイルス感染症の流行以前
の約1.5倍まで、
・ トラネキサム酸については、約2.3倍
までそれぞれ増産されている一方で、
・ 主要な鎮咳薬(咳止め)の供給
量については、流行以前の約85%ま
で生産量が低下しており、
・ また、主要な去痰薬の供給量につ
いては、流行以前と同程度ではあるも
のの、メーカー在庫が減少している状
況。

需要が逼迫している鎮咳薬・去痰薬に
対して、
・ 医療関係者に対して、長期処方を
控え、必要とする患者への最少日数
での処方に努めていただき
また、その際に残薬の有効活用につ
いても併せて検討いただくこと、
・ 薬局、医療機関に対して、必要な
患者に広く行き渡るよう、過剰な発注
は控えていただき、当面の供給量に見
合う量のみの購入を行っていただくよう
周知(9月29日)。

・ 解熱鎮痛剤110番の対象医薬品
として去痰薬を追加
・ 従来、医療機関や薬局から個別に
相談をいただいていたことに加え、地域
の実情に応じて、地域の医師会や薬
剤師会単位で、対象の医薬品の不
足について、地域の団体で取りまとめ
た相談についても受け付ける。
・ また、薬局同士等で、必要に応じて、
不足する医薬品を融通していただくこ
とも併せて周知(9月29日)。

7