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資料7_提出資料6(石田構成員) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37513.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第3回 1/24)《厚生労働省》
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令和5年度「在宅医療・介護を連携するための多職種連携研修会」開催報告
○ 都外だが、市民がお世話になることが多い病院が主催する勉強会に参加したところ、「これからの過ごし方について」という冊
子を使う、在宅で看取るための家族への心理教育の有効性が紹介されていた。これは当市の課題の解決にも役だ立つと考え
相談したところ、医師や看護師が講師として参加いただけることとなった。
○ 事例検討に加え、退院前後の連携の課題等についてグループワークを実施し、回収。3年ぶりに集合形式で実施した。
「在宅での看取りを多職種で支える」
日時 令和5年9月3日(日)13~16時
会場 稲城市立病院健診棟
A) 在宅での看取り期の支援
~冊子「これからの過ごし方について」を使って~
• 新百合ヶ丘総合病院
緩和ケア内科部長 中西 英世 氏
看護部主任 榎本 史子 氏
B) 演習①看取り期の説明「説明する家族とタイミングを考える」
C) 演習②看取り時の対応「家族からの問合せへの答え方を考える」
D) 演習③(よりよい看取りのための)退院時の連携について

在宅側が病院側に望む「退院前にやっておくとよいこと」

病院側が在宅側に望む「退院後にやってほしいこと」
在宅側が病院に望む「退院前にやっておくとよいこと」
1. 本人や家族への説明
① 急変症状、予後、余命に関すること
② 利用できる/必要な介護・医療サービスと費用
③ 病院と訪問診療医との関係/連携や役割分担
2. 本人や家族の思いや実態の確認
① 最期の過ごし方、困りごとや希望
② 痛みへの要望、薬の活用程度
③ 家族の役割分担、想いの一致/不一致
④ 在宅療養方法を検討するための家屋調査
3. これらや連絡方法を共有するための退院前カンファ

【参加者】市内医療・介護職 49名
医師7名・歯科医師4名・医療相談員2名・看護師8名(うち病院2名、
訪問6名)・ケアマネ7名・管理栄養士2名・介護職員6名・
包括職員4名・薬剤師4名・リハビリ職4名・柔道整復師1名

病院が在宅側に望む「退院後にやってほしいこと」







退院前にしたはずの説明や確認を再度してほしい
本人や家族の思い/人生観を聞いてあげてほしい
病院もバックアップできることを伝えてほしい
家族や子供(特に未成年)のフォロー、グリーフケア
チーム内での情報共有、連携
土日の退院への対応

仕組み作りに関
する提案・要望
看取り事例
の検討や情
報交換の場、
交流
病院側に対
するフィード
バック(良
かった点/改
善すべき点)

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