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資料7_提出資料6(石田構成員) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37513.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第3回 1/24)《厚生労働省》
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要介護高齢者の在宅医療の利用状況に関するケアマネ向け調査結果から分かったこと (稲城市)
○ 在宅医療の活用状況や課題を把握するため、市内のケアマネを対象に、利用者の在宅医療の利用状況を調査している。
1回目は平成27年、2回目は平成30年、3回目は令和2年1月に実施。
○ 3回目は、特に在宅医療を開始した際の状況を確認し、在宅医療の普及啓発等に関する対策を講ずることを目的とした。

経時的な傾向
○ 在宅医療(訪問診療・往診)を利用する要介護者、提供する機関は年々、増加している(H27:訪157人往4人、H31:訪235人往17人)。
○ 既往に大きな変化はなく、認知症、心血管疾患、整形外科疾患、糖尿病、神経内科疾患が上位を占めた。
○ 受けている医療行為に大きな変化はなく、投薬処方、在宅酸素、尿道カテーテル、痰の吸引、胃ろう・腸ろうが上位を占めた。

在宅医療の開始に係る状況





○ 在宅医療を開始する理由は「身体機能の低下」「介護者の負担増大」が多くを占めた。
○ 在宅医療の開始の提案、開始する際の情報収集はいずれも「ケアマネジャー」が担って
いる場合が多く、いずれもケアマネジャーが担っている場合は1/3を占めた。

在宅医療の開始の提案

○ 1/3が過去1年間に入院を経験していたが、その多くは「発熱等、治る見込みがある疾患
に一時的に罹患したため」だった。

在宅での看取りの希望と実際(平成30年調査)

人生会議の実施に係る状況
○ 看取りの場所として、本人の4割、家族の3割が自宅を希望して
いたが、本人・家族ともに自宅を希望しているのは1/4だった。

自宅




施設
不明
34

3













1 10


いた




2 2

自宅
病院


宅 32

9

その他

8

自宅




45

4

病院



52

施設
不明

40

その他

15
2 3 2

21
自宅

不明
その他

病院
施設
不明

「人生会議の程度」と「本人と家族とが
希望する看取り場所の一致率」との関係

その他

自宅
病院

不明

不明

その他
57

施設






自宅

自 36


病院

12



○ 受けたい/受けたくない医療・療養を詳しく話し合っている場合
は、そうでない場合より本人・家族ともに自宅での看取りを希望
する割合が高いとともに、自宅に限らず希望する看取り場所に
ついて本人と家族とが一致する割合が高かった。

1

1
2

在宅医療の情報収集

家族

12



○ 3/4が受けたい/受けたくない医療・療養について、本人・家族
や支援者らと「一応」または「詳しく」話し合っていた。




い話
るし




○ 在宅での看取りを希望した方の7割がそれを実現するとともに、
在宅での看取りを希望しない方の9割がそれを実現していた。
希望する看取り場所が分からない人の9割は在宅以外で看取
られていた。

本人

その他
53

希望する看取り場所

31

31
0%