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令和5年秋の年次公開検証の指摘事項に対する各府省庁の対応状況 (21 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gskaigi/dai56/gijisidai.html
出典情報 行政改革推進会議(4/22)《首相官邸》
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個別項目
・「地方自治体が取り組む地域の脱炭素に向けた基盤構築」とい
う本事業の性格に鑑みて、他の関連事業の活用等も含めた地域脱
炭素の取組がより推進しやすいものとなるよう、波及効果や費用
対効果等の観点も踏まえ、定量的に効果を検証すべき。
その際、より効果的な取組とするためには、事業の進捗や効果
に加え、政策目的に対する国と地方自治体の考え方が同じ目線と
なっているかといった点を含め、中間評価等を実施して、定期的
に検証する必要。

対応方針・スケジュール

決定・実施した内容

・令和4年2月に公表した「地域脱炭素の取組に対 ・令和6年度政府予算案の内容を踏まえ、
「地域脱炭素の
する関係府省庁の主な支援ツール・枠組み」を、
取組に対する関係府省庁の主な支援ツール・枠組み」を
毎年度の予算の内容を踏まえ継続的に拡充する。
令和6年3月に拡充した。
・毎年度実施する各団体へのフォローアップの中 ・3年度目の事業を対象とした1回目の中間評価につい
で、取組の進捗状況を取りまとめるとともに、中
て、令和6年夏を目途に実施する。
間評価(選定された年度を含めて3年度目に実
施)を導入し、政策目的に対する国と地方自治体
の考え方が同じ目線となるよう、波及効果や費用
対効果等の観点も踏まえた効果検証の取組を強
化する。

・本事業の目的が、地域の脱炭素化だけでなく、経済の地域循環・ ・地域課題の解決状況を把握できる政策効果発現
雇用・まちづくり・公共交通等といった地域課題の解決やそれを
経路について、地方公共団体に共通する地域経済
通じた地方創生にも資するものであることを踏まえ、関係省庁の
循環に着目して設定し、レビューシートに反映す
関連施策や規制との連携等を進めた上で、地域課題の解決状況を
る。
把握できるように政策効果発現経路を設定すべき。

・地域課題の解決状況を把握できる長期アウトカムの成
果目標として、「地域経済循環への貢献」を設定すると
ともに、
「脱炭素先行地域における域外へのエネルギー
代金流出抑制額」を KPI として設定し、令和6年度レビ
ューシートに反映予定。

・レビューシートの品質向上を通じて効果的な政策立案を促進す ・脱炭素に加えて本事業の目的である地域課題解
るため、本事業の横展開を通じて目指している最終目標値や、選
決・横展開や事業効果の向上に資するフォローア
定した地域のフォローアップの取組など事業効果を向上させる
ップ・中間評価・最終評価について、レビューシ
ための工夫についても、積極的にレビューシートに記載すべき。
ートに記載する。

・令和6年度レビューシートにおいて、
-地域課題解決に関し、KPI の設定を求めていること及
び選定において CO2 削減と同程度に重視していること
-横展開に関し、選定において波及効果を重視して先進
性・モデル性による評価を行うこと及び地域脱炭素の
基盤構築を重視すること
-フォローアップ・中間評価・最終評価に関し、フォロ
ーアップを毎年度、中間評価を事業開始後3年度目に、
最終評価を最終年度末にそれぞれ実施すること
について記載予定。

21

備考