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令和5年秋の年次公開検証の指摘事項に対する各府省庁の対応状況 (7 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gskaigi/dai56/gijisidai.html
出典情報 行政改革推進会議(4/22)《首相官邸》
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秋の年次公開検証の指摘事項に対するフォローアップ
担当府省名

文部科学省

テーマ等

国立研究開発法人科学技術振興機構運営費交付金に必要な経費(共創の場形成支援事業等)

指摘事項

・我が国全体として研究力強化、科学技術振興を図る必要があることは論を俟たない。文部科学省内において、大学の研究や産学官連携促進という政策目的のもとでの類似の
事業を整理した上で必要な見直しをすべきである。将来的な課題としては、限られた財政資源を最大限効率的に用いる観点から、文部科学省だけではなく内閣府(CSTI)等を
含めた政府全体として類似の事業等が同時並行的に行われている実態についても精査をすることが求められる。
・時代の変化に応じ、事業の大括り化等や不断の見直しは必要である。事業を見直す際には、原因分析をしっかり行ったうえで、それを踏まえた見直しを行うこと。重複部分
がある制度が乱立しないよう、ニーズの多様化に柔軟に対応できる制度設計としておくことが重要である。
・成功例だけでなく進行中の案件や失敗例も含めて現状の事業の全体像を考慮した上で、効果発現経路を意識しながら、報告書数といったアウトプット指標のみならず、長期
的な目線で具体的な目標を明確にしてアウトカム指標を設定することが必要である。
・個々のプロジェクトごとに指標やロードマップを定め、進捗管理を行うことが重要である。事業の中間評価においては、お手盛りにならないよう、引き続き評価者の選定や
複数人での評価を行う等体制を整備し、評価結果を確実に公表するなど、透明性を確保したうえで、評価に応じて計画の見直しや補助金の削減を行う、また、収益が出た場合
にはキックバックを行うようなことを検討することを含めて、実質的に意味のあるものにすること。
・制度設計の際には、申請時やその事業継続の中において、研究者に過度な負担とならないように留意すべき。また、目的に対してどのような補助金等の手段があるのかにつ
いて、政府全体で申請者目線でわかりやすく情報発信することが求められる。
個別項目

対応方針・スケジュール

決定・実施した内容

・文部科学省内において、大学の研究や産学官連携
促進という政策目的のもとでの類似の事業を整
理した上で必要な見直しをすべきである。
・時代の変化に応じ、事業の大括り化等や不断の見
直しは必要である。事業を見直す際には、原因分
析をしっかり行ったうえで、それを踏まえた見
直しを行うこと。重複部分がある制度が乱立し
ないよう、ニーズの多様化に柔軟に対応できる
制度設計としておくことが重要である。

時代の変化等に応じて事業を見直す際には、原因分析をしっか
大学の研究や産学官連携促進という政策目的
に応じた各種事業の施策を整理した上で展開し り行い、ニーズの多様化に柔軟に対応していく。
ているところではあるが、時代の変化等に応じて
事業を見直す際には、原因分析をしっかり行い、
ニーズの多様化に柔軟に対応していく。

・成功例だけでなく進行中の案件や失敗例も含め
て現状の事業の全体像を考慮した上で、効果発
現経路を意識しながら、報告書数といったアウ
トプット指標のみならず、長期的な目線で具体
的な目標を明確にしてアウトカム指標を設定す
ることが必要である。

指摘を踏まえ、具体的な目標が明確になるよ
う、計画期間が長期にわたる共創の場形成支援プ
ログラムについて、ロードマップを作成すること
とする。作成したロードマップは公表する。
(スケジュール)
令和6年度中に各プロジェクトのロードマッ
プを作成し、具体的な目標・指標を設定する。

7

令和6年度中のロードマップ公表に向けて JST と協議済み。

備考