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資料 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40936.html
出典情報 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第3回 6/24)《厚生労働省》
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3.法定研修の在り方について
課題


ケアマネジャーの法定研修は、国の定める告示や実施要綱に基づき、都道府県又は都道府県知事が指定した研
修実施機関が実施している。実務研修受講試験の合格者が初めに受講する「介護支援専門員実務研修」(87時
間)や更新を受けるために受講する「介護支援専門員更新研修」(88時間、2回目以降は32時間)、介護支援専
門員証の再交付を受けるための「介護支援専門員再研修」(54時間)、主任ケアマネジャーになるための「主任
介護支援専門員研修」(70時間)や主任ケアマネジャーの更新を受けるために受講する「主任介護支援専門員更
新研修」(46時間)など、その種類は多岐に渡っており、それぞれに一定の受講時間数が定められている。



都道府県は、研修の実施に当たり、受講料の設定や講師の選任を行うこととなっており、地域医療介護総合確
保基金を活用することにより、受講者負担を軽減することが可能となっているが、すべての都道府県が活用して
いる訳ではない。また、教育訓練給付制度の対象にもなっており、活用を促しているところ。



ケアマネジャーの業務が多様化・複雑化していく中で、研修費用や研修時間について負担の声(特に更新研
修)がある。また、法定研修の費用や研修内容等について都道府県によるばらつきが見られ、講師の質や人材確
保についても課題となっている。

さらに議論を深めていただきたい論点


ケアマネジャーの質の確保・向上を図りつつ、法定研修の効率化を図るため、例えば講義の科目については、
統一的な実施とすることについてどう考えるか。その際、国と都道府県との役割分担をどのように考えるか。



働きながら自身のペースで法定研修を受講できるよう、研修科目を一定期間内に分割して受講するなど、柔軟
な受講の仕組みについてどう考えるか。



現行の法定研修、特に更新研修の研修内容や時間数についてどう考えるか。
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