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サイバーセキュリティ2024(2023年度年次報告・2023年度年次計画) (165 ページ)

公開元URL https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41
出典情報 サイバーセキュリティ戦略本部(第41回 7/10)《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》
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別添2

(ク) 経済産業省

2023 年度のサイバーセキュリティ関連施策の実施状況及び 2024 年度年次計画
3 国際社会の平和・安定及び我が国の安全保障への寄与

経済産業省において、アジア地域での更なる情報 <成果・進捗状況>
セキュリティ人材の育成を図るため、独立行政法 ・我が国の情報処理技術者試験制度をベースとしたアジア共通
人情報処理推進機構を通じて、ITPEC 加盟国の責任
統一試験の更なる定着を図るため、当該試験を実施するため
者を集めた会合を開催し、加盟国間でアジア共通
の協議会である ITPEC(加盟国:フィリピン、ベトナム、タイ、
統一試験に関する取組を共有するなど、当該試験
ミャンマー、モンゴル、バングラデシュ)について、2022 年
の定着を図る取組を実施する。
8月にオンラインによる責任者会議を開催し、今後の展開等
について討議を行った。また、2022 年は加盟国全てにおいて
4月と 10 月の2回、アジア共通統一試験を実施した。
<2024 年度年次計画>
・引き続き、IPA を通じて、ITPEC 加盟国の責任者を集めた会合
を開催し、加盟国間でアジア共通統一試験に関する取組を共
有するなど、当該試験の定着を図る取組を実施する。

(ケ) 経済産業省

経済産業省において、引き続き、IPA を通じ、JIWG <成果・進捗状況>
及びその傘下の JHAS 等と定期的に協議を行うとと IPA を通じて、以下の取組を行った。
もに、AIST/CPSEC 等との共同活動を通じ、技術的
評価能力の向上に資する最新技術動向の情報収集 ・JHAS 会合に6回参加して、欧州のハードウェアセキュリティ
に関する最新技術動向に関する情報を収集した。合わせて、日
等を行う。
本からの技術貢献の一環として、ICSS-JC/AIST/ CPSEC での活
動紹介と学会優秀論文紹介を行った。
・国内の関係機関には、ICSS-JC を通じ、欧州の情報提供を行っ
た。
<2024 年度年次計画>
・引き続き、JIWG 及び JHAS 等と定期的に協議を行うとともに、
AIST/CPSEC 等との共同活動を通じ、最新技術動向の情報収集
等を行う。また、セキュリティ製品のラベリング制度創設に伴
い、類似制度を持つ欧米関係機関等との相互承認に向けた協
議を開始する。

(コ) 防衛省

(サ) 防衛省

防衛省において、引き続き、日米サイバー防衛政策 <成果・進捗状況>
ワーキンググループ(CDPWG)の開催等を通じて、
・当該戦略及び当該計画を踏まえ、日米共同の抑止力をより一層
情報共有、訓練・人材育成等の様々な協力分野にお
強化させるため、高度かつ実践的な演習・訓練を通じて同盟の
いて日米サイバー防衛の連携をより一層深めてい
即応性や、相互運用性をはじめとする対処力の向上を図る。
く。また、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」
に基づき、自衛隊と米軍との間における運用面の <2024 年度年次計画>
サイバー防衛協力を引き続き深化させていく。

・引き続き、CDPWG 等の枠組みを通じて、日米サイバー防衛の連
携をより一層深めていく。また、「国家防衛戦略」及び「防衛
力整備計画」に基づき、自衛隊と米軍との間における運用面の
サイバー防衛協力を引き続き深化させていく。

防衛省において、引き続き、東南アジア各国等との
間で、防衛当局間の IT フォーラムや ADMM プラス
の下でのサイバーセキュリティ専門家会合等の取
組を通じ、サイバー分野での連携やこれらの国に
対する能力構築への協力、情報の収集や発信を引
き続き推進していく。日 ASEAN サイバーセキュリ
ティ能力構築支援を、ベトナムのソフトウェアパ
ークで実施予定。

<成果・進捗状況>
・2023 年 11 月、第2回日 ASEAN サイバーセキュリティ能力構築
支援を東京(ベトナムのソフトウェアパークは改修工事のた
め利用不可)にて実施し、併せて、防衛省として初めて、日
ASEAN サイバー国際法セミナーを実施した。
<2024 年度年次計画>
・引き続き、東南アジア各国等との間で、サイバー分野での連携
やこれらの国に対する能力構築への協力、情報の収集や発信
を推進していく。能力構築支援事業においては、2024 年度は
改修工事が完了したベトナムのイノベーションパーク※で第
3回目を実施予定。
※ソフトウェアパークの新名称

別添2 - 83 -