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労働災害防止計画 パンフレット (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html
出典情報 労働災害防止計画(3/27)《厚生労働省》
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重点事項ごとの具体的取組

重点③

③高年齢労働者の労働災害防止対策の推進(2)
事業者に取り組んでもらいたいこと
健康診断結果をデータ保存・管理し、保険者にデータを提供。保険者と連携して、予防・健康づくりなどのコラボヘルス(*)を実施。
* 事業者が保険者と連携した健康保持増進。国は、コラボヘルス推進のための費用の一部をエイジフレンドリー補助金にて支援

■ コラボヘルスの事例
① 健康保険組合提供のレセプトデータなども活用しながら、定期健康診断結果や長時間労働データなどの分析を行い、事業場の保健師・
看護師が課題解決のための施策(運動セミナー、メンタルヘルスのe-learningなど)を各部門ごとに提案することで、具体的な取組みに
つなげられた。
② 健康保険組合による禁煙外来費用の全額補助を活用し、喫煙率が4年間でマイナス5%となった。

健康スコアリングレポートの活用方法
● 経営者に対し、保険者が自らのデータヘルス分析と併せて、
スコアリングレポートの説明を行い、従業員等の健康状況
について現状認識を持ってもらうことを想定。

● その上で、企業と保険者が問題意識を共有し、経営者の

トップダウンによるコラボヘルス※の取組の活性化を図る。

* 健康スコアリングレポートの概要
● 各健保組合の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づく
りへの取組状況等について、全健保組合平均や業態平均
と比較したデータを見える化。

● 厚労省・経産省・日本健康会議の三者が連携し、NDB(*)
データから保険者単位のレポートを作成の上、
約1,400の
全健保組合及び20の国家公務員共済組合に対して通知。

(2018年度実績)
(*)National Data Base(レセプト情報・特定健診等情報データベース)