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労働災害防止計画 パンフレット (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html
出典情報 労働災害防止計画(3/27)《厚生労働省》
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PAGE 48

重点事項ごとの具体的取組

重点⑧

⑧化学物質等による健康障害防止対策の推進(電離放射線による健康障害防止対策)
事業者に取り組んでもらいたいこと
■ 東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業や帰還困難区域等で行われる除染等の作業に従事する労働者に対して
安全衛生管理(① 被ばく線量管理、② 被ばく低減対策、③ 健康管理 等)を徹底する
■ 医療従事者の被ばく線量管理と被ばく低減対策の取組を推進するほか、被ばく線量の測定結果の記録等の保存を徹底する


国等では、医療機関に対して、放射線被ばく管理に関する労働安全衛生マネジメントシステムの導入を支援

適切な数の線量バッジ等を装着しましょう
不均等被ばくの場合

「不均等被ばく」
とは、
体に受ける被ばく線量が均等でない
ことをいい、
防護エプロンを使用する場合などが該当します。

放射線線量計(線量バッジ等)が 2 個以上必要です。

均等被ばくの場合の装着位置に加えて、体幹部及び末端部のそれぞれ
について、最も多く放射線にさらされるおそれのある部位に装着。

装着例

体幹部の装着位置

体幹部のうち、最も多く
放射線にさらされる
おそれのある部位
※ 最も多く放射線にさらされる部
位が、均等被ばくの場合と同一であ
るときは、放射線測定器の追加は不
要です。

末端部の装着位置

末端部のうち、最も多く
放射線にさらされる
おそれのある部位
※ 末端部の被ばく線量が体幹
部の被ばく線量を下回る場合、
放射線測定器の追加は不要です。

厚生労 働 省では、医療 従事 者の被ばく低 減に向けたマネジメントシステム

方針の表明

の導入に向け、研修会等を行っていますので是非ご活用ください。

放射線被ばく管理の
基本的な考え

放射線被ばく管理に関する労働安全衛生マネジメントシステム

目標の設定

被ばく線量低減の目標

リスクアセスメント
使用機器・手技等ごとに
想定される被ばく線量の評価

計画の作成

リスクアセスメントを踏まえた、
目標を達成するための
具体的な実施内容

計画の実施
計 画を適切かつ継 続
的に実施・運用する手
順を定め、この手順に
従い適切かつ継 続 的
に実施・運用する。

2個 以 上 放 射 線 線 量 計
を装 着し、被ばく線 量を
見 える 化 して 健 康 障 害
均等被ばくの
場合の装着位置

を防止しましょう

P

D

システムの評価

システムの改善

計画が着実に実施・運
用されているか、目標
は 達 成されつつある
か 等 について日常 的
な点検・改善を行うと
ともに、システムの評
価として監査を行う。

システム の 妥 当 性と
有効性を評価し、シス
テム 全 体を 包括 的に
見直し、改善する。

C

A