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資料2-1 令和5年度業務実績評価説明資料 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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評価項目1-1-2

診療事業(地域医療への貢献) 重 難

1 医療計画等で求められる機能の発揮
○5疾病5事業への取組等(P37)
都道府県医療計画において、5疾病5事業及び在宅医療の実施医療機関
として位置付けられており、各病院では、新型コロナへ対応しつつ、地域
で必要とされる役割を果たしている。
・【救急車受入数】229,530件(対前年度比11,818件増、105.4%)、
・【手術件数】203,701件(対前年度比821件増、100.4%)
・【在宅療養後方支援病院(※1)】
令和5年度においては39病院が指定された。
※1 在宅を担当する医療機関と連携し、連携医療機関の求めに応じた24時間診療が可能
な体制を確保するとともに、緊急入院の必要がある場合に受け入れる病院

・【地域医療支援病院(※2) 】
令和5年度においては61病院が指定された。
※2 患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいという観点から、紹介患者に
対する医療提供、医療機器等の共同利用の実施等を行い、かかりつけ医等への支援を
通じて地域医療の確保を図る病院

・【地域医療構想調整会議】令和5年度においては99病院(+2病院)が参加
する等、都道府県が策定した地域医療構想を基に、構想区域毎に医療機能
の役割分担等具体的な議論が進められている中で、地域関係者との対話を
積極的に実施した。
・【紹介受診重点医療機関】令和5年度からス
タートした紹介受診重点医療機関制度(※3)
において、かかりつけ医などからの紹介状を
持って受診いただくことに重点をおいた医療
機関(紹介受診重点医療機関)として、76病
院が指定された。
※3 厚生労働省の制度。これにより、患者がまずは地
域の「かかりつけ医療機能を担う医療機関」を受診
し、必要に応じて紹介を受けて「手術・処置や化学
療法等を必要とする外来を行う医療機関」を受診す
ることで、外来待ち時間の短縮や勤務医の外来負担
軽減等の効果が見込まれる。

自己評価

A

都道府県医療計画における5疾病5事業の記載状況(令和5年度末)

医療計画記載

【周産期医療】

【救急医療】

【がん】
86病院

医療計画記載

115病院

がん診療拠点病院 34病院

救命救急センター 21病院

【心筋梗塞】

【災害医療】

医療計画記載

66病院

【脳卒中】
医療計画記載

90病院

医療計画記載

80病院

62病院

総合周産期

5病院

地域周産期

19病院

医療計画記載

69病院

【小児医療】

災害拠点病院

38病院

医療計画記載

【精神疾患】
医療計画記載

【糖尿病】

医療計画記載

46病院

認知症疾患医療センター
15病院

97病院

【へき地医療】

医療計画記載

15病院

へき地拠点病院

8 病院

○新興感染症等への対応(P44)
・令和6年4月から開始される第8次医療計画に6事業目として「新興感染
症発生・まん延時における医療」が追加。
・NHOを含む公的医療機関等に対して、①病床確保、②発熱外来の実施、
③自宅療養者等への医療の提供、④後方支援、⑤医療人材の派遣のう
ち、あらかじめ講ずべき措置を義務付け。また、都道府県と医療機関と
の間で医療措置協定の締結作業を進め、国は令和6年9月までの完了を
目指すとしている。
・NHOでは今後の新興感染症等の対応についても公的医療機関等としての
役割を確実に果たすため、各病院の医療機能等を踏まえ、可能な範囲で
積極的に対応することを基本方針とし、令和5年6月に各病院へ通知。
・現在、都道府県からの協議の求めに応じて各病院が上記方針のもと協議
を進めており、順次協定を締結している。