要因分析（実績値/目標値が120%以上又は80%未満）
指標

要因分析（①「制度、事業内容の変更」、②「法人の努力結果」、③「外部要因」）

・特定行為研修修了者数
（目標値 135人）

② 当機構病院内においても計画的に育成できるよう毎年度、指定研修機関を増やすことで、令和５年度
は新たに３病院が指定研修機関（合計38病院）となった。また、指定研修機関との連携により自施設で
の実地研修が可能となる協力施設の拡大に取り組む等、法人としてより積極的かつ主体的に特定行為を
実施できる看護師育成のための体制を整備したことにより、特定行為研修修了者数は前年度を大きく上
回る164名となった。

・地域の医療従事者を対象とした研修会の
開催件数
（目標値1,049件）
・地域住民を対象とした研修会の開催件数
（目標値 451件）

② 当機構病院では、新型コロナにおける対応等の経験を還元する場として、地域の医療従事者向けの研
修会や近隣の障害者施設や高齢者施設への出張講座を開催するなどしており、令和５年度は地域の医療
従事者等や地域住民のニーズを踏まえた医療情報発信に努めた結果、地域の医療従事者を対象とした研
修会の開催件数は1,261件、地域住民を対象とした研修会の開催研修は566件となった。

Ⅲ

評定の根拠
根拠

理由

・地域医療に貢献する研修事業の実施

数多くの病院が新型コロナ対応を行ったというNHOの特性を生かし、ポストコロナの新興感染症に備え
るとともに、地域の医療・福祉・介護関係者の感染症対策能力の向上に寄与するために地域の医療従事者
向けの研修会などを開催し、医療の質の向上に貢献した。

・質の高い医療従事者の育成・確保

国に指定された基幹型臨床研修病院及び協力型臨床研修病院において、初期研修医の育成を行っており、
令和6年度に研修を開始する初期研修医の臨床研修マッチング結果は、全国の臨床研修病院を上回る
マッチ数431名、マッチ率90.9％となった。
また、特定行為研修修了者については、目標を大きく上回る164名の特定行為研修修了者を出すなど、
引き続き質の高い医療従事者の育成・確保に取り組んだ。

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