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資料2-1 令和5年度業務実績評価説明資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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評価項目1-1-3

診療事業(国の医療政策への貢献) 重 難

1 国の危機管理に際して求められる医療の提供
○能登半島地震への対応(P54)
・令和6年1月1日の発災直後から、NHO本部内にNHO災害対策本部を設置し、
被害状況の情報収集等や医療班派遣の調整を開始した。2日には、現地対策本部
を金沢医療センター内に設置することを決定し、3日中に本部職員を現地に派遣
した。
・4日からは、金沢医療センター内に現地災害対策本部を設置した。
・5日からは、穴水町や七尾市でNHO医療班による避難所支援活動を開始し、7日
からは、被害の大きかった輪島市にも医療斑を派遣し、同市の避難所支援の中心
的な役割を担い、DMAT、自衛隊等、他の機関と連携しながら活動した
(延べ活動日数:214班日)。
・金沢医療センターにおいては、発災直後より、被災した医療機関の透析患者や介
護老人保健施設等の入所者(寝たきり状態など)などの転院受入れ体制を整え、
積極的に受入れを行った。 10日からは、受入れ体制をさらに拡大すべく休棟病
棟(42床)を開棟して、これに対応するために、全国のNHO病院から医師及び
看護師を派遣した(延べ入院患者数:4,695人日)(延べ派遣人数:852人日)。
・また、国の災害救助活動にも積極的に対応しており、2日からDMAT(延べ活動
日数:508チーム日)に、5日からDPAT(延べ活動日数:42チーム日)にNHO
病院が参加を開始した。
・12日からは、厚生労働省からの要請に基づき、NHO病院の看護師を被災地の医
療機関に派遣する広域看護師派遣に対応した(延べ派遣人数:224人日)。
・NHOのネットワークを最大限に活かすことで、医療班や医療従事者を継続的に派
遣し、被災地において切れ目のない医療活動を実施した。

【主な活動状況まとめ】(3/27時点)
NHOの取組
NHO医療班
NHO金沢医療センターへの派遣

班・日
人・日

国の災害救助活動への参加(※)

延べ活動日数

現地での活動期間

214

1/5~2/18

852

1/11~3/27

延べ活動日数

現地での活動期間

DMAT派遣

チーム・日

508

1/2~3/14

DPAT派遣

チーム・日

42

1/5~2/12

広域看護師派遣

人・日

224

1/12~3/21



職能団体の活動(例:JMAT)等への参加も含め、延べ2,858人日を派遣

自己評価

S

【主な支援活動の経過】
1月1日

能登半島地震発生
NHO災害対策本部を設置(NHO本部内)

2日

NHO病院がDMATに参加開始

3日

石川県からNHO医療班の派遣要請
関東信越G,東海北陸G,近畿Gへ医療班派遣に係る協力依頼
・基本構成:1班5名(医師1名,薬剤師1名,看護師2名,事務1名)
・活動期間:5日(移動2日,活動3日)
・活動体制:6班を編成して活動

4日

NHO現地災害対策本部を設置(NHO金沢医療センター内)

5日

NHO医療班が活動開始
・活動場所:穴水町,七尾市,能登町,志賀町内
・活動内容:避難所支援
NHO病院がDPATに参加開始

6日

石川県からNHO医療班の輪島市内への派遣要請

7日

NHO医療班が輪島市内での活動開始
・活動内容:避難所支援

8日

NHO医療班が穴水町,七尾市,能登町,志賀町内での活動終了

10日

全グループへ医療班派遣に係る協力を依頼
NHO金沢医療センターの休棟病棟(42床)を開棟

12日

NHO病院が広域看護師派遣(厚労省からの要請)に参加開始

19日

石川県からNHO医療班の市立輪島病院への夜間診療援助を要請
NHO医療班が市立輪島病院への夜間診療援助を開始
・活動内容:夜間救急外来

2月1日

NHO医療班が市立輪島病院への夜間診療援助を終了

4日

NHO医療班の活動体制を6班から3班へ変更

18日

NHO医療班活動終了

3月21日

広域看護師派遣終了

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