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【報告(7)資料7-2】都道府県会館の管理運営上の課題に関する報告書.pdf (11 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html
出典情報 全国知事会議(8/1)《全国知事会》
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2.2 対応策
2.2.1 費用に見合った共益費の設定
■ 算定方法
共益費関係経費は直近の決算数値である令和5年度決算を用いることとし、入居者の占有
面積及び会議室の面積で費用を割り返し、税抜きの月㎡単価を計算する。

428,688,594 円 ÷ 16,710.42 ㎡ ÷ 12 月 ×

100
= 1,943.48 円
110

⇒10 円単位未満切り捨て ≒1,940 円

■ 算定結果と収支見込
直近の共益費関係経費を賄うためには、現行単価を 16.9%引上げ、1㎡当たり月 1,940 円
(税抜き・端数切捨て)とする措置が必要。
これは、ほぼ平成 17 年度の料金と同水準であり、入居者の年間負担額は標準的な事務室
(245.7 ㎡)で約 908 千円の増加となる。

共益費を引き上げた場合の令和7年度の共益関係の収支は、共益費の引上げによる収入増
に加え、会議室使用料についても予約方法の見直し等により、努力目標として過去最高の水
準の収入を目指すことから、共益費関係の費用を賄うことが可能であり、収支のギャップは
埋められる見込みである。

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