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厚生労働省国際保健ビジョン (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42939.html
出典情報 「厚生労働省国際保健ビジョン」の公表について(8/26)《厚生労働省》
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特に、健康安全保障のための GHA 強化及び UHC の達成に貢献するため、



厚生労働省の保健・医療・福祉の豊富な知見・経験を海外にも共有、活用
することで、世界の人々の生活や安全に貢献し、



世界の安全、健康を日本の安全、健康に繋げ、海外への貢献、協働、交流
により生まれる、知見、洞察を日本国民の生活、健康確保に活かす好循環を
確立する。
上記の基本方針に沿って対応を進めるため、



厚生労働省は、各課題や、各国際会議等における獲得目標について、まず
対応方針を策定し、内外の関係機関との調整を行い、ルール作りや国際標準
化を含め、国際保健分野での我が国のリーダーシップの発揮を目指す。



また、日常的に国際人脈の維持、拡大を図り、情報収集や調整基盤づくり
を行うとともに、国際保健人材について、戦略的に活用・育成・保護・支援
を図る。



当面、重点的に取り組むテーマとして、UHC、国際創薬、インド太平洋健
康戦略、感染症等の健康危機対応とする。



具体的取組

(1)「UHC ナレッジハブ」の創設
➀趣旨
人間の安全保障の考えに基づき、世界全体におけるより強靱、より公平、
より持続可能な UHC を達成するため、各国の保健システムを強化することが
求められている。我が国が UHC を長年積極的に推進してきたことを踏まえ、
WHO や世界銀行等の国際機関とも連携して、LMICs における UHC 達成のため
の知見収集や人材育成を行う世界的な拠点、「UHC ナレッジハブ」を日本に
設置する。そして、このハブを、様々な国際機関等と連携した UHC のドライ
ビングフォースとすることを目指す。
➁活動内容
WHO と世界銀行は共同で、LMICs の保健省や財務省の政策立案者・実務者
に対して、保健財政に関する研修や専門家によるコンサルテーションを行う
ことにより、その能力構築を支援する。これに関連して、既存のグローバル
な UHC の情報や分析も活用しながら、UHC に関する政策オプションを助言す

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