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厚生労働省国際保健ビジョン (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42939.html
出典情報 「厚生労働省国際保健ビジョン」の公表について(8/26)《厚生労働省》
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➂開始時期、設置場所等


介護の国際規格については、既に国内の有識者委員会にオブザーバーとし

て参加しており、引き続き関係機関とも連携しつつ、議論に関与していく。


介護予防の取組等の成果については、2024 年度も引き続き調査研究を行う。



有識者による外国人介護人材の獲得力強化に関する対応の方向性について

は、2024 年度中に検討を開始する。


介護福祉士国家試験のパート合格については、その導入に向けて有識者検

討会を開催しており、2024 年夏頃を目途に取りまとめを行う。
(4-3)外国医療人材の育成、医療インバウンドを含む医療の国際展開
➀趣旨
外国医療人材の育成、医療インバウンド含む医療の国際展開に戦略的に取
り組むことを通じて、アジア諸国を始めとするインド太平洋地域における医
療水準の向上、健康格差の是正といった国際貢献や、我が国の医療産業の成
長・更なるイノベーションにつなげていく。
➁内容
アジア諸国を始めとするインド太平洋地域における医療水準の向上や健康
格差の是正に資する外国医療人材の育成を推進する。具体的には、ERIA へ
の拠出金による奨学金を活用した、日本の大学医学部への外国人留学生受入
れモデル構築5のための実証(20 名規模)事業に取り組む。
また、訪日外国人患者の受入(インバウンド)や医薬品・医療機器の海外
展開(アウトバウンド)を推進する。我が国の国民皆保険制度に基づく地域
医療に十分配慮しながら、関係省庁等と連携して、自由診療に基づく訪日外
国人患者の受入体制を整備する。具体的には、医療通訳者、外国人患者受入
れ医療コーディネーター配置等支援といった医療機関等における外国人患者
受入れ体制整備推進事業、JIHS を主体とする医療従事者等の派遣や研修生
の受け入れを通じた医療技術等の国際展開の推進、開発途上国・新興国等に
おけるニーズを踏まえた医療技術等の実用化のための研究事業の実施、日本
企業による WHO 事前認証等取得に向けた取組支援や国際機関における調達枠
組を活用した医薬品・医療機器産業等の海外展開の促進に取り組む。さらに、
医療インバウンド(治療等を目的に訪日する外国人に対する高度な医療等の
提供)については、アジア等の健康格差を解消すること、イノベーションの
5

大学の医学部定員や外国人留学生の受入れ体制等の具体的なスキームの内容も検討

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