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厚生労働省国際保健ビジョン (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42939.html
出典情報 「厚生労働省国際保健ビジョン」の公表について(8/26)《厚生労働省》
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システムを構築することが重要である。
こうした観点から、人材・資金について国際的な連携を通じて日本に呼び
こむこと等により、研究から開発への橋渡しなどで創薬エコシステムの活性
化を図り、我が国の創薬基盤を再構築する。
➁内容
日本政府が旗を振り、厚生労働省が中心となって、新たな産業政策として、
官民協力による創薬基盤強化政策を打ち出す。この政策では国際的な創薬エ
コシステムへの参加と国内外の人的・資本的リソースの活用を目指す。ポイ
ントは以下の4点。
ⅰ)国際的な創薬エコシステムの一部となることを目指し、グローバルなア
プローチを取り、国内のみならず世界中の一流の人材、施設、企業との連
携を図る。
ⅱ)日本の魅力を拠点として高めるため、専門家が交流可能なラボや病院の
機能を備えた拠点を設ける。
ⅲ)基礎研究から臨床試験までの間のギャップを埋めるために、初期の創薬
プロセスをサポートする人材と設備の確保を進め、バイオ技術者の育成や
GMP1製造のための施設整備を進める。
ⅳ)創薬エコシステムの構築の観点から、基礎研究の段階から創薬を見据え
た官民連携の事業に対する支援を行う。
➂開始時期、設置場所等
「「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」
中間取りまとめを踏まえた政策目標と工程表」を踏まえながら各種取組を実
行していく。
(3)国立健康危機管理研究機構(JIHS)と ASEAN 感染症対策センター(ACPHEED)
との連携強化
①趣旨
健康危機への予防・備え・対応のためには地域における連携が不可欠であり、
ASEAN 感染症対策センター(ACPHEED)は ASEAN の健康危機対応の中枢として重
要な役割を担っていくものと期待される。
次の感染症危機への備えを万全にしていく中で、国立感染症研究所と国立国
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Good Manufacturing Practice の略

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