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厚生労働省国際保健ビジョン (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42939.html
出典情報 「厚生労働省国際保健ビジョン」の公表について(8/26)《厚生労働省》
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政策目標・基本方針

(1)政策目標
「グローバルヘルス戦略」では、以下の政策目標を策定し、推進すること
とされている。


健康安全保障に資する国際的な協力・連携体制として、グローバルヘル
ス・アーキテクチャーの構築に貢献し、パンデミックを含む公衆衛生危
機 に 対 す る 予 防 (Prevention) ・ 備 え (Preparedness) ・ 対 応
(Response)(PPR)を強化する。



その上で、人間の安全保障を具現化するため、ポスト・コロナの新たな
時代に求められる、より強靱(resilient)、より公平(equitable)、より
持続可能(sustainable)な UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)を、
各国での保健システム強化を通じて実現することを目指す。

また、政策目標の基本的考え方として、


パンデミックを含む公衆衛生危機に対する平時の予防・備え及び危機時
の迅速な対応のためには国際的な協力・連携体制の構築が不可欠である
こと、



UHC 達成に向けて、➀各国の保健システム強化、➁強靱性、➂公平性、
④持続可能性の観点を重視すること、

が示されている。
これらの政策目標やその基本的考え方については、今回の厚生労働省国際
保健ビジョンにおいても踏まえ、さらに推進していく。
(2)基本方針
こうした政策目標や現状認識等を踏まえ、厚生労働省が取り組む国際保健分
野の基本方針は下記のとおりとする。


人間の安全保障、人類と地球の共存(プラネタリーヘルス)を含む、世界
での安全、繁栄、価値の確保を念頭に、



国際社会の健康、安全の確保が、(厚生労働省のミッションである)国民
生活の保障や社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上につながるとの認識に立
ち、

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