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資料 認知症施策推進基本計画(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai6/gijisidai.html
出典情報 認知症施策推進関係者会議(第6回 9/2)《内閣官房》
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に関する知識並びに認知症の人に関する理解を深めることを推進する。
また、基本法のわかりやすい啓発資材を作成し、普及するとともに、認
知症の本人発信支援の更なる推進を行う。
➣ 基本法に基づく認知症の日(9月 21 日)、認知症月間(9月)の機会を
捉えて認知症に関する普及啓発イベントを全国において実施する。
➣ 「認知症とともに生きる希望宣言」5の普及等、認知症の人が自らの言葉
で語り、認知症になってからも希望を持って前を向いて暮らすことができ
ている姿等を積極的に発信することができるよう、認知症希望大使6の活動
支援を推進する。
2.認知症の人の生活におけるバリアフリー化の増進
【施策の目標】
認知症の人の声を聞きながら、その日常生活や社会生活等を営む上で
障壁となるもの(ハード・ソフト両面にわたる社会的障壁)を除去する
ことによって、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望をもって暮らせる社
会環境を確保していくことを目標として、以下の施策を実施する。

(1) 認知症の人が自立して、かつ、安心して暮らすための、地域における生活
支援体制の整備等
➣ 認知症の人等が安心・安全・スムーズに外出・帰宅できるよう、認知症
サポーターの養成を推進するとともに、チームオレンジ7など、地域の実情
に応じて、実際に認知症の人や家族の手助けとなる活動につながる環境の
整備を推進する。
➣ 認知症バリアフリー宣言 8をはじめとする地域の企業や公共機関等での
5

認知症とともに暮らす本人一人一人が自らの体験と思いを言葉にしたもの。希望を持って前を

向き自分らしく暮らし続けることを目指し 2018 年 11 月、日本認知症本人ワーキンググループ
(JDWG)が表明。
6

厚生労働大臣が任命し、国が行う認知症の普及啓発活動への参加・協力や国際的な会合への参

加等を行う全国版希望大使と都道府県知事が委嘱・任命等を行い、全国版の希望大使と協働・連
携しながら、認知症の普及啓発活動やキャラバン・メイトへの協力など地域に根ざした活動を行
う地域版希望大使がおり、自らの言葉で語り、認知症になってからも希望を持って前を向いて暮
らすことができている姿等を積極的に発信する者
7

認知症サポーター等が支援チームを作り、認知症の本人の意向を支援チームの活動に反映する

機会を設け、地域ごとに認知症の人やその家族の支援ニーズに合った具体的な支援につなげる仕
組みをいう。
8

認知症バリアフリーに向けた取組を行おうとしている企業・団体等が、自ら Web 上で「認知

症バリアフリー宣言企業」として宣言を行うことを通じて、認知症の人やその家族の方々にとっ
11