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資料1 これまでの議論で出された主な意見.pdf (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43571.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第6回 9/12)《厚生労働省》
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○ オーバードーズ対応と経済合理性のバランスを取っていく必要があるので、規制した場合の経済損失や、買い控えをする
ことによって影響を受ける健康へのデメリットなどの様々なデータを出していただき、双方のバランスの議論をしていきたい。
○ オーバードーズで運ばれた人たちがどういう経路で薬剤を手に入れたのか、症例対照研究のような視点から議論した方が
効率的な議論になるのではないか。
○ 医薬品は生命関連商品であって、誰でもどこでも扱えるようなものではない。アクセスにしても、国民がアクセスできないよ
うにしてはいけないが、安全性と利便性を考えたときには、やはり安全性をしっかりと重要視していくべき。1月の医薬品販売
制度検討会のとりまとめから、6ヶ月弱で状況は何ら変わっているわけではないので、今やるべき事は専門家が議論して決め
たことをなるべく早くきちんと制度にして、国民を濫用から守ることである。
(商品の陳列)
○ 情報提供等を確実に行うための代替の
【第2回】
方法による対応も含めて検討が必要。
○ 情報提供の徹底、不適正な医薬品入手防止、薬剤師等による情報提供や声掛けの実効性から、直接購入者の手
の届く場所に陳列しないとすべき。
○ 医薬品の販売制度に関する検討会のとりまとめでは、対象医薬品について、直接購入者の手の届く場所に陳列しない
こととする提案がなされているが、現実的ではない。現在想定されている濫用等のおそれのある医薬品は市場に約1,500品
目あり、販売現場においては、店舗の大小によるが、そのうち250~400品目をそれぞれ採用して陳列しており、その全てを
空箱にしたり、鍵の付いた什器に入れるとなると、結局、大多数の適正な購入者の医薬品アクセスを阻害する。現品をバック
ヤードに保管する場合は、購入者が希望する商品を購入したいと言う度にその都度、販売コーナーを離れて取りに行くことが
求められる。また、鍵付き什器を設置する場合は、その設置場所の確保及びその什器設置・維持費用等の負担が生じる。
まず都市部の店舗では、そもそも保管する場所を確保できない状態。これまで以上に薬剤師等の関与を強化し、また一定
の局面において、写真付きの公的な身分証の提示を求めることで、濫用目的での購入に心理的な抵抗を生じさせることが
現実的な対策と考えている。
○ 陳列に関しては、国民への声掛けや情報提供を確実にするために手の届かない所にするということで医薬品の販売制度
に関する検討会の中でもまとまった。仮に陳列を自由にしたときに、そういうことの実効性がどうなのか心配している。
【第3回】
○ 例えば、食品や日用品と一般用医薬品をレジで一緒に支払うような所について、少なくともレジのラインは別にしないとい
けないのではないか。医薬品は医薬品のレジで支払いをすることによって、薬剤師等がきちんと対応することを確保できると考
えられるため、そういうこともプラスして検討する必要がある。
○ 何のために陳列場所を購入者の手の届かないところにするのか、考えて対応すべき。
○ 濫用等のおそれのある医薬品の販売について、取りまとめの方向性に賛成。年齢も、たばこ同様に20歳にすることで良
い。陳列について、レジの後ろなどに置くことで、「あの薬が欲しいんです。」と言ったときに、「何歳ですか、何か証明書を持って
いますか。」と、購入者と販売者のファーストタッチができることが重要なので、レイアウト変更などによりレジの後ろに置く形にす
ることが重要。実現可能性のためには、ある程度品目数を限ることは必要で、一定程度リスクの高いものに絞って背後に置く
という形にすることで、ファーストタッチを確実にすることが重要。品目を絞った場合に、次々に薬が変わっていく可能性はあるの
で、そこについては柔軟な対応が必要になる。
○ 国民の皆さんを守るゲートキーパーとして必要な確認等は毅然として行うことを表明する。しかし、空箱陳列等は、販売
の都度販売コーナーを離れて現物を取りに行くことが求められ多くの人員を必要とし、また多くの店舗でそもそも保管する場所
を確保できないため、現実的に実行不可能な方法である。

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