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資料3ー2 中長期の経済財政に関する試算(2025年1月)(内閣府) (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0117/agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和7年第1回 1/17)《内閣府》 |
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(付録5)成長と分配の好循環
今回の試算結果における成長の指標である1人当たり実質GDP成長率と分配側の指標としての賃金
上昇率のバランスについて、各国実績(2012~19年平均)と比較する。
1人当たり実質GDP成長率については、日本の実績は1%程度と各国の平均程度の成長となってい
る。試算期間では、過去投影ケースでは同じく1%程度と見込まれる一方で、成長移行ケース及び高成
長実現ケースでは2%程度にまで高まる。
賃金上昇率については、日本の実績は0.6%程度とイタリアを除く各国と比較して低い伸びとなってい
る。試算期間では、過去投影ケースでは自国の過去実績よりは高まるものの、1%台半ばにとどまる。成
長移行ケース及び高成長実現ケースでは3%程度と米国やドイツ等の過去実績と遜色ない姿となる。
実績
(2012~19 年
(暦年)平均)
内閣府
「中長期試算」
(2024~34 年度平均)
1人当たり実質
GDP成長率(%)
賃金上昇率
(%)
米国
1.7
2.8
英国
1.4
1.5
ドイツ
1.0
2.7
カナダ
0.9
2.1
フランス
0.8
1.5
イタリア
0.1
0.5
日本
1.1
0.6
過去投影ケース
1.1
1.4
成長移行ケース
1.9
2.9
高成長実現ケース
2.1
3.2
(備考)実績値の各国についてはOECD Data Explorer、日本については、内閣府「国民経済計算」
、総務省「人口推計」よ
り作成。1人当たり実質GDP=実質GDP/人口、賃金=名目賃金・俸給/雇用者数。日本を除く各国の雇用
者数は、Annual Labour Force Survey, summary tables, Employment(除く自営業者)による。算術平均。
283028
今回の試算結果における成長の指標である1人当たり実質GDP成長率と分配側の指標としての賃金
上昇率のバランスについて、各国実績(2012~19年平均)と比較する。
1人当たり実質GDP成長率については、日本の実績は1%程度と各国の平均程度の成長となってい
る。試算期間では、過去投影ケースでは同じく1%程度と見込まれる一方で、成長移行ケース及び高成
長実現ケースでは2%程度にまで高まる。
賃金上昇率については、日本の実績は0.6%程度とイタリアを除く各国と比較して低い伸びとなってい
る。試算期間では、過去投影ケースでは自国の過去実績よりは高まるものの、1%台半ばにとどまる。成
長移行ケース及び高成長実現ケースでは3%程度と米国やドイツ等の過去実績と遜色ない姿となる。
実績
(2012~19 年
(暦年)平均)
内閣府
「中長期試算」
(2024~34 年度平均)
1人当たり実質
GDP成長率(%)
賃金上昇率
(%)
米国
1.7
2.8
英国
1.4
1.5
ドイツ
1.0
2.7
カナダ
0.9
2.1
フランス
0.8
1.5
イタリア
0.1
0.5
日本
1.1
0.6
過去投影ケース
1.1
1.4
成長移行ケース
1.9
2.9
高成長実現ケース
2.1
3.2
(備考)実績値の各国についてはOECD Data Explorer、日本については、内閣府「国民経済計算」
、総務省「人口推計」よ
り作成。1人当たり実質GDP=実質GDP/人口、賃金=名目賃金・俸給/雇用者数。日本を除く各国の雇用
者数は、Annual Labour Force Survey, summary tables, Employment(除く自営業者)による。算術平均。
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