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【先進医療会議】議題3 別紙4先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50847.html
出典情報 先進医療合同会議(第140回先進医療会議、第171回先進医療技術審査部会 2/6)《厚生労働省》
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別紙4
先進医療B評価用紙(第 2 号)
評価者 構成員: 近藤 晴彦 先生

先進技術としての適格性

先 進 医 療




脊髄髄膜瘤胎児手術

社会的妥当性
(社会的倫理
的 問 題 等 )

A. 倫理的問題等はない。
B. 倫理的問題等がある。

現時点での




A. 罹患率、有病率から勘案して、かなり普及している。
B. 罹患率、有病率から勘案して、ある程度普及している。
C. 罹患率、有病率から勘案して、普及していない。
既に保険導入されている医療技術に比較して、







A. 大幅に効率的。
B. やや効率的。
C. 効率性は同程度又は劣る。
A. 将来的に保険収載を行うことが妥当。なお、保険導入等の評価に際しては、
以下の事項について検討する必要がある。

将来の保険収
載の必要性

出生前手術(胎児治療)の本術式について本研究では、海外での研修
経験のある医師が行うとされていて、習熟している医師は現在少ない。
保険収載においては術者や施設要件の設定も検討する必要がある。
前期破水、出産時の子宮裂開や早産などの adverse effect も報告され
ているので、本研究結果で効果とのバランスも評価するべきであろう。
B. 将来的に保険収載を行うべきでない。

総合判定:





適 ・ 条件付き適 ・ 否

コメント: 胎児脊髄髄膜瘤閉鎖術は、米国での前向きランダム化試験(MOMS
試験)において、標準治療である新生児期での髄膜瘤閉鎖術に比し、
脳室腹腔シャント率減少、キアリⅡ型奇形(後脳ヘルニア)合併率減少
など神経予後の改善が報告されており、今後は、海外同様に本邦でも
治療選択肢の一つとなっていくことが想定される。

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