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【先進医療会議】議題3 別紙4先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50847.html
出典情報 先進医療合同会議(第140回先進医療会議、第171回先進医療技術審査部会 2/6)《厚生労働省》
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説明文書
P10 2)予想される不利益
大阪大学と国立成育医療研究センターの研究チームで実施した以前の臨床研究では、手術
は順調に終了したものの、手術後の子宮内感染によって早産となり、不幸にも新生児が合
併症で死亡に至った事例がありました。この事例を受けて、再発防止に向けた検討を行い、
新たな感染対策と羊水過小対策を行ったうえでその後の手術を実施しています。
(略)
その為、あなたやパートナーなどのご家族の方には、従来行われていた脊髄髄膜瘤新生児
手術と本研究の脊髄髄膜瘤胎児手術をしっかり理解していただき、予想されるお子様が受
ける利益とあなた・お子様が受ける侵襲・危険性などのリスクを天秤にかけ判断していただく
事が重要です。

また、指摘事項1の問 6 で言及いたしました「『胎児-妊婦コンプレックス』への治療介入技
術臨床研究開発に係る ELSI」は科学技術振興機構グラント(JPMJRS22J2:2022〜2025 年
度)の元で現在進行中の、胎児治療介入技術に特化した胎児・妊婦双方を適切に保護する
ための理論的基盤の構築や倫理指針の策定を目指す研究です。未だ研究途中であり、本
研究において理論的・制度的に不確かなものを引用したことは不適切であったと認識してお
ります。
以上

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