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資料3 公益財団法人介護労働安定センター提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50604.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第3回 2/10)《厚生労働省》
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Ⅰ-3.介護事業者の雇用管理の状況


介護分野においては、雇用管理上で主に次のような課題がある(当センター「介護労働実態調

査」などから)



介護職員の人材不足

・近年、介護職員の採用率は上昇傾向、離職率は低下傾向
・採用率・離職率は、全産業平均と同程度
・介護職員数は、令和5年に介護保険創設以来はじめて減少(「介護サービス施設・事業所調査」)
・要介護者数・介護ニーズの伸びに介護人材の供給が間に合わない
・各介護事業者の人材不足感は年々増している
・介護職員の魅力アピールがまだ十分でなく、介護職員を志向する若年者の減少傾向
・人材不足は、介護施設では職員の業務負担の重さに影響。訪問介護・居宅介護支援・(一部の介護
施設でも)では利用者の受け入れ抑制に影響



介護職の給与水準が全産業に比してまだ低い
・処遇改善加算の拡充などにより水準向上が進んでいるが、令和5年度現在6.9万円の差



職場の人間関係が人材確保に大きな影響

・離職の最大の理由は、職場の人間関係の問題
・人間関係が良い職場は、採用と職場定着がうまくいっている
・全体としては介護職場の人間関係に対する満足度は高く、近年の離職率低下も人間関係改善による



休暇・休業の取りやすさが人材確保に影響

⑤ 職場の運営の在り方(経営効率化・業務負担・介護の質向上の取組など)に対する不
満も離職理由として大きい


職場のリーダーが育っていない、管理者のマネジメント能力が不足



能力開発・研修に対する職員の満足度が低い

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