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参考資料4 「一体的実施・KDB活用支援ツール」抽出の考え方と保健事業への活⽤Ver.1 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28208.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第1回 9/28)《厚生労働省》
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【参考情報】
8-図表 1 サルコペニアの原因と転機

8-図表 2 複合的運動プログラム

複合的運動プログラム(ICOPEハンドブック⽇本語版より)
移動能⼒の低下した⾼齢者へ、複合的運動プログラムは個々の能⼒や必要性に合わせて最適化されるべ
きです。
移動能⼒の低下した⾼齢者への複合的運動プログラムには以下が含まれます︓
• 筋⼒/負荷を加えたトレーニング これらはダンベル・バーベル、ゴムバンド、さらにスクワット、⾜の踏み込
み、椅⼦からの⽴ち上がりといった⾃分の体重を抗とした運動が含まれます。
• 有酸素/⼼肺機能トレーニング これには少し息が切れますが、会話は可能といったレベルまで⼼拍数を
上げる早い歩⾏や⾃転⾞漕ぎが含まれます。
• バランストレーニング バランス機能を鍛えるものです。これには静的なものと動的なものがあります。また
個々の状況に応じて開眼、閉眼で⾏うことがあります。例として⽚⾜⽴ちや⼀本の線の上を歩くタンデム
歩⾏などが含まれます。
• 柔軟トレーニング 筋⾁や関節可動域といった軟部組織の伸展性を向上させるものです。これにはストレッ
チ、ヨガ、ピラティス運動などが含まれます。
糖尿尿患者においては、従来励⾏されていた有酸素運動に加え、筋⼒、バランス、柔軟のトレーニングを組
み合わせた複合的運動プログラムが推奨されます。⼼⾎管事故を防ぐためには、段階的に強度設定す
ること、⾃覚的運動強度で「ややきつい」までにとどめること、薬剤使⽤中の患者では空腹時の運動をし
ないこと、糖分を携帯することなど低⾎糖対策が必要となります。

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