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参考資料3 第1回検討会議事要旨、議事録 (2 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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○ 緊急安全確保を安易に考えてはいけないので、まずは、事前の避難のことを明記した上で緊急安全
確保について書いたほうがよい。
○ 立退き避難と屋内安全確保では、避難開始のタイミングが異なる場合が多いため、立退き避難と屋
内安全確保の避難開始タイミングは書き分ける必要がある。また、立退き避難の際には、持ち出し品
の準備等についても示すとよい。
○ 本手引きというよりは BCP の方が馴染むかもしれないが、利用者の支援(ケア)に関して留意点を示
してはどうか。
○ 障害者については、「ケア」という表現は馴染まないため、「支援」という表現を用いてもらいたい。
○ 避難確保計画と非常災害対策計画を一体的に作成する場合、水災害の他に、地震等も含めて作成
することになるので、災害の種類に応じて書き分け出来るようにするとよい。また、利用者の特性や
個々の施設の特性によって異なる部分について、手引きのなかで書き分けるとよい。
○ 障害者の避難先について、一般の避難所に避難した際、大声を発する利用者(障害者)や盲導犬を
伴う利用者(障害者)を、受入れて貰えない雰囲気がある。
~第5章~
○ 入所施設における非常用電源の燃料については、ある程度長い時間稼働できるように確保すべきと
考える。
○ 一般の方が使うような消防用の避難器具ではなく、施設利用者の状況に応じて階段昇降機等の設置
も必要である。
~第6章、第9章、第10章~
○ 訓練結果の振り返りのためには、訓練時に目的と目標を設定する必要がある。米国 AAR(After
Action Review)では非常に簡単な4項目を書かせることでボトルネックを抽出しやすくなる。
○ 避難支援協力者や利用者の家族向けの防災教育も必要である。
○ 理想的なタイムラインを作成するだけでなく、タイムラインに沿って行動できなかった時の対応を考え
たものにしておく必要がある。
○ タイムラインは、災害のパターンや避難先に応じて作成する必要がある。また、タイムラインで想定し
ていない状況になった場合にも柔軟に対応できるような内容にする必要がある。
○ タイムラインは日中と夜間や施設の特性などに応じたものを作成する必要がある。
○ タイムラインを施設職員で共有することが重要であり、共有の仕方についても示しておくとよい。
○ 秋田県の雄物川水害では、逃げる前に車に全て物資を入れておき、逃げると判断した時には、すぐ
に人だけ乗せて避難することができた。
○ 事前に決めた場所とは違う場所に避難してうまく避難できた事例もある。タイムラインの検討でさまざ
まなことを想定していたので対応できた。
<e ラーニング教教材の構成案について(資料8)>
○ e ラーニングは有効であり、空き時間にスマホ等でも容易に視聴できるようにするとよい。
○ e ラーニングで学んだことを、テスト画面によって振り返れるようにするとよい。
○ e ラーニングの動画の説明者は一般の方よりも専門家のほうが説得力があり効果的である。
※本議事要旨には欠席委員からの事前意見を含む。