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総-5○働き方改革の推進について(その1) (72 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》 |
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薬剤師のチーム医療への参画とタスク・シフト/シェアについて②
○ 「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の報告書(平成29年4月6日)に
おいては、限られた資源を最大限有効活用し、効率的かつ効果的に患者と住民への価値を生み出すた
め、医療従事者の業務の生産性の向上を図り、従事者間の業務分担と協働を最適化し、それぞれの
専門職がその専門性を発揮して担うべき業務に集中できる環境をつくることとされている。
○ 薬剤師については、「ビジョンの方向性と具体的方策」において、薬剤師の生産性と付加価値の向上に
関して以下のように示されている。
薬剤師の本質がもっぱら調剤業務のみに止まることなく、6年間の教育を経て培われた専門的知見を生か
し、人材不足に対応しうる効率的で生産性の高い業務にシフトしていくべきである。このため、調剤を主体とし
た業務構造を変革し、専門職として処方内容を分析し患者や他職種に助言する機能や、薬物療法のプロトコ
ルを策定する機能を強化すべきである。これらを通じ、薬剤業務のプロフェッショナルとして、積極的にチーム
医療の一員としてのプレゼンスを発揮すべきである。
現在、病院においては、薬剤師の病棟配置や他職種との連携などを通じたチーム医療が進められている
が、病棟での持参薬管理や服薬管理にとどまらず、医師に対して、治療効果や副作用のモニタリングのため
の検査の実施を含めた薬物療法の提案を行うことにより、薬物療法の有効性・安全性をさらに向上させてい
くことが期待される。
さらに、外来診療の場面においても、医師の診察の前に、薬剤師が残薬を含めた服薬状況や、副作用の
発現状況等について、薬学的な観点から確認を行うことで、医師の負担軽減につながることが期待される。
出典:新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会 報告書 (平成29年4月6日)
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○ 「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の報告書(平成29年4月6日)に
おいては、限られた資源を最大限有効活用し、効率的かつ効果的に患者と住民への価値を生み出すた
め、医療従事者の業務の生産性の向上を図り、従事者間の業務分担と協働を最適化し、それぞれの
専門職がその専門性を発揮して担うべき業務に集中できる環境をつくることとされている。
○ 薬剤師については、「ビジョンの方向性と具体的方策」において、薬剤師の生産性と付加価値の向上に
関して以下のように示されている。
薬剤師の本質がもっぱら調剤業務のみに止まることなく、6年間の教育を経て培われた専門的知見を生か
し、人材不足に対応しうる効率的で生産性の高い業務にシフトしていくべきである。このため、調剤を主体とし
た業務構造を変革し、専門職として処方内容を分析し患者や他職種に助言する機能や、薬物療法のプロトコ
ルを策定する機能を強化すべきである。これらを通じ、薬剤業務のプロフェッショナルとして、積極的にチーム
医療の一員としてのプレゼンスを発揮すべきである。
現在、病院においては、薬剤師の病棟配置や他職種との連携などを通じたチーム医療が進められている
が、病棟での持参薬管理や服薬管理にとどまらず、医師に対して、治療効果や副作用のモニタリングのため
の検査の実施を含めた薬物療法の提案を行うことにより、薬物療法の有効性・安全性をさらに向上させてい
くことが期待される。
さらに、外来診療の場面においても、医師の診察の前に、薬剤師が残薬を含めた服薬状況や、副作用の
発現状況等について、薬学的な観点から確認を行うことで、医師の負担軽減につながることが期待される。
出典:新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会 報告書 (平成29年4月6日)
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