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総-5○働き方改革の推進について(その1) (96 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》
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介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業(令和4年度実証事業)
実証テーマ② 介護ロボットの活用:介護ロボットの活用に向けた手順
社保審-介護給付費分科会
第216回(R5.4.27)

資料1(改)

本テーマにおいては、実証の対象となる施設の課題やニーズを聴き、それらの状況に応じて、機器の選
定や業務オペレーションの変更等行った。課題やニーズに応じて4パターンとし、特に重要となる課題や
ニーズに対し当該実証を実施した。
課題やニーズの聴き取り

課題やニーズとあわせた
実証機器の選択

機器の導入・実証の実施

移乗支援(装着) 移乗支援(非装着)

排泄予測

主なオペレーション変更の事例
移乗支援(装着)
●大柄な利用者の介助時について、
小柄な職員の場合は2名体制で介
助していたが、機器を装着した後
は1名での介助に変更した。
●おむつなどの重量物を搬入する
作業などバックヤードの業務の際
に機器を装着して行うことで、職
員の身体的な負担
の削減を図った。

排泄予測

介護業務支援機器

移乗支援(非装着)

排泄支援

●職員2名で行っていた移乗作業
について、1名分を移乗支援機器
(非装着)に置き換えて、1名で
の介助に変更した。

●定時でのトイレ誘導をなくし、
排せつ支援機器の「そろそろ通
知」(尿のたまり具合を基にした
排尿前の通知)を基に、随時での
トイレ誘導に変更した。

●具体的な移乗支援の流れについ
て、機器を居室、もしくは居室外
の近傍に配置し、その都度、機器
をベッドに移動させて移乗支援を
行った。

●随時での誘導が困難な場合、尿
量のデータから、定時誘導の時間
を変更して排泄ケアを行った。

介護業務支援
●記録業務の手段をパソコンから
スマートフォンに変更し、職員が
持ち歩きながらケアの直後に記録
の入力を行った。
●職員間の連絡手段や申し送りに
ついても、内線電話から上記ス
マートフォンのインカムに変更し、
遠く離れた場所の
職員の呼び出しや
応援要請等を行っ
た。

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