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2015年01月26日(月)
[病院経営] 回復期リハ病院、専門特化で利益率上昇 福祉医療機構
- 独立行政法人福祉医療機構は1月26日、2013年度病院の経営状況に関するリサーチレポートを公表した。これは、機構の融資先の病院決算1,698件について、2013年度の経営状況の分析を行ったもの(p1参照)。 医療機能別の「病床1床あたり年間医業収益」は、一般病院が1,911.0万円(前年度比3.6%増)、療養型病院は944.3万円(同0.6%増)、精神科病院は602.2万円(同0.3%増)だった(p3参照)。 また、収支状況では、「・・・
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2015年01月23日(金)
[社会福祉] 関係10団体からヒアリング 障害福祉在り方WG
- 厚生労働省は1月23日、「障害福祉サービスの在り方等に関する論点整理のためのワーキンググループ(WG)」を開催し、関係10団体からヒアリングを行った。 一般財団法人全日本ろうあ連盟は、障害支援区分の認定を含めた支給決定に関して、サービスの利用計画書作成が義務化されているが、自治体における策定の状況は芳しくないと説明。報酬単価が低すぎるため、「相談支援事業所」を積極的に開設する事業所も少ない状況で、改め・・・
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2015年01月14日(水)
[診療報酬] 2015年度実施の特別調査について討議 診療報酬部会
- 厚生労働省は1月14日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開き、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の実施案」について討議した。診療報酬改定後は、意図・目的の達成度などが調査され、結果は、次期改定に反映される。実施案の調査項目は、次の7項目(p3参照)。 (1)主治医機能の評価の新設や紹介率・逆紹介率の低い大病院における処方料などの適正化による影響を含・・・
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2015年01月09日(金)
[介護保険] 指定居宅サービスの人員・設備基準等を了承 介護給付費分科会
- 厚生労働省は1月9日、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催し、2015年度介護報酬改定に向けて、(1)指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の主な内容(p4~p7参照)、(2)2015年度「介護報酬改定に関する審議報告案」(p8~p28参照)―を議論。(1)、(2)とも取りまとめた。 (1)では、11月16日、12月19日に示されていた提案の修正案が示された。大きく変わったのは次の部分。 「訪問・・・
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2014年12月25日(木)
[医療提供体制] 医療需要を推計する資源投入量の考え方整理 厚労省検討会
- 厚生労働省は12月25日、「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」を開催し、(1)2025年の医療需要の推計方法(p4~p6参照)、(2)病床機能報告制度において報告される情報の公表のあり方等(p9~p21参照)―を議論した。 (1)では、医療機能の医療需要量を推計する医療資源投入量の考え方(案)を、次のように示した(p7参照)。●高度急性期と急性期の境界点は、対象が重症者に限られ、充実した人員配置等が・・・
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2014年12月19日(金)
[介護保険] 2015年度介護報酬改定の審議報告案を提示 介護給付費分科会
- 厚生労働省は12月19日、社会保障審議会の介護給付費分科会を開催し、分科会の議論のうち、合意が得られた事項について整理した2015年度報酬改定に関する審議報告案について議論した。取りまとめは次回になるとみられる。 報告案では、改定に向けた「基本的な考え方」について、(1)中重度の要介護者や認知症高齢者への対応のさらなる強化、(2)介護人材確保対策の推進、(3)サービス評価の適正化と効率的なサービス提供体制・・・
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2014年12月03日(水)
[診療報酬] DPC病院退院調査、粗診が起こっていると言えない 基本問題小委
- 厚生労働省は12月3日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、2013年度DPC導入の影響評価に係る調査「退院調査」の結果に関して、「DPC評価分科会」から報告を受けるなどした。 基本問題小委員会は、「退院時転帰時に、『治癒』の項目がDPC対象病院で減少している理由」、「『平均在院日数』が継続的に短縮している理由」の2点について、DPC評価分科会で再度、議論することを求めていた(p4参照)・・・
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2014年11月26日(水)
[介護保険] 指定居宅サービス等の運営基準案を概ね了承 介護給付費分科会
- 厚生労働省は11月26日、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催し、2015年度介護報酬改定に向け、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備、運営に関する基準等の改正案」(p3~p7参照)などについて議論した。運営基準に関しては、概ね了承がえられたため、パブリックコメント(意見募集)を行い、再度議論したうえでとりまとめる方針だ。 人員・設備・運営基準の厚労省案では、「訪問介護」について、複数のサービス提・・・
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2014年11月26日(水)
[介護保険] 指定居宅サービスの人員・設備基準等を議論 介護給付費分科会
- 厚生労働省は11月26日、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催し、2015年度介護報酬改定に向け、(1)指定居宅サービス等の事業の人員、設備、運営に関する基準等の改正案(p3~p5参照)、(2)これまでの議論を踏まえてさらに検討を要する事項(p6~p7参照)―などについて議論した。 (1)では、居宅介護支援、訪問系サービス(訪問介護)、通所系サービス(通所介護)、訪問系・通所系サービス共通(訪問・通所リハ・・・
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2014年11月13日(木)
[介護保険] 通所で認知症高齢者の一定数受け入れに加算 介護給付費分科会
- 厚生労働省は11月13日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。(1)通所介護の報酬・基準(p3~p65参照)(2)通所リハ・訪問リハの報酬・基準(p66~p106参照)(3)療養通所介護の報酬・基準(p107~p118参照)(4)予防給付の報酬・基準(p119~p134参照)(5)集合住宅におけるサービス提供(p135~p152参照)(6)福祉用具の報酬・基準(p153~p169参照)―などの厚労省案を議論した。 (1)で、・・・
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2014年11月12日(水)
[病床機能] 長期の育児休暇等取得者は職員数に計上せず 病床機能報告制度
- 厚生労働省は11月12日に、「平成26年度病床機能報告 Q&A集」(平成26年11月12日版)を公表した。病院・有床診療所から寄せられた疑義について、病院・有床診共通の1項目と病院に関する2項目に関し、回答を追記している。 病院・有床診共通の項目のなかでは、職員数に関して、「産前・産後休暇や育児休暇中の職員」について、「休業中の者に代替者がいる場合は、代替者を計上する」「長期にわたって勤務していない者(3カ月を超・・・
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2014年11月10日(月)
[介護保険] 新たな財政支援制度、介護分野の対象について現状の考え方示す
- 厚生労働省は11月10日に、「全国介護保険担当課長会議」を開催した。医療介護総合確保推進法が2014年(平成26年)6月に成立し、介護保険制度についても大きな見直しが行われる。会議では、平成27年に施行される改正点などについて厚労省幹部から詳細な説明が行われた。 厚労省幹部からは(1)新たな財政支援制度(基金)(p259~p261参照)(p760参照)(2)介護保険制度改正における費用負担に関する事項・・・
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2014年11月06日(木)
[介護] 看取りや認知症対応充実した「機能強化型」介護療養を厚労省提案
- 厚生労働省は11月6日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、平成27年度介護報酬改定に向けて(1)介護老人保健施設(p4~p23参照)(2)介護療養型医療施設(p24~p39参照)(3)介護保険3施設における口腔・栄養に関する報酬・基準(p40~p53参照)―の3点を議題とした。◆看取りや認知症対応を強化した介護療養の基本報酬を高くする提案 まず(2)の介護療養型医療施設について見てみよう・・・
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2014年11月06日(木)
[介護] 「生活機能向上リハ」等、高齢者リハの新体系を検討会でとりまとめ
- 厚生労働省は11月6日に、「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」を開催した。 この日は、報告書の中間とりまとめを行った(正確には、提案内容のみが了承されており、内容を文書化した報告書は後日改めてとりまとめられる)。 報告書(提案内容)は親会議である社会保障審議会・介護給付費分科会に近く報告され、そこで平成27年度介護報酬改定案としての議論に付されることになる。 なお、後述する・・・
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2014年10月31日(金)
[医療提供体制] 高度急性期等の定量基準、医療資源投入量をベースに検討
- 厚生労働省は10月31日に、「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」を開催した。 この日は、「平成37年(2025年)の医療需要」の推計方法について議論したほか、在宅医療現場からのヒアリングを行った。◆医療資源投入量ベースに、高度急性期・急性期等を区分する定量基準を検討 前回(10月17日)会合では、平成37年(2025年)の医療需要・各医療機能の必要量を推計するにあたり、「『社会保障・税一体改革の【医療・・・・
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2014年10月29日(水)
[介護] 個別短期集中・認知症短期集中・生活行為向上という新リハ体系創設
- 厚生労働省は10月29日に、「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」を開催した。 この日は、第1回・第2回の議論を踏まえた「報告書の骨子案」(p9~p30参照)が厚労省当局から示され、これに基づいた議論が行われた。 前回(10月15日)会合では、介護保険の居宅サービスにおけるリハビリについて次の4つの課題が整理された(p9参照)。【課題A】個別性を重視した適時適切なリハビリの実施【課題B・・・
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2014年10月23日(木)
[病院] 医療提供側は「リートが病院経営・運営に介入しない」仕組み求める
- 国土交通省は10月23日に、「病院等を対象とするヘルスケアリートの活用に係るガイドライン検討委員会」を開催した。 この日は、(1)リートの仕組み、病院・医療関係者にリートを周知する方策(2)リートに求められる組織体制―の2点を議題とした。 (1)のうち「病院・医療関係者にリートを周知する方策」については、国交省当局から「リートの主なメリット・デメリットを整理したうえで、国交省ホームページで紹介する」考え・・・
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2014年10月22日(水)
[介護] 体制強化し質の高いサービス行う訪看ST、より手厚く評価する提案
- 厚生労働省は10月22日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、平成27年度の介護報酬改定に向けて訪問系サービス・地域密着サービスを中心に議論を行った。 厚労省当局からは、次のサービスについて平成27年度改定に向けた具体的な論点が提示された。(1)訪問介護(p3~p20参照)(2)定期巡回・随時対応型訪問介護看護(p21~p38参照)(3)小規模多機能型居宅介護(p39~p64参照)(4)複合・・・
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2014年10月21日(火)
[医学研究] ヒトと近似した脳構造のサルで脳卒中を再現、治療法開発に有用
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- ヒトの脳卒中を再現した新たな実験動物(サル)の開発に成功(10/21)《国立精神・神経医療研究センター》
- 発信元:国立精神・神経医療研究センター カテゴリ: 医学・薬学
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2014年10月16日(木)
[介護保険] 高齢者リハではADL訓練は8.2%、社会参加訓練は2.2%にとどまる
- 厚生労働省は10月16日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護報酬改定検証・研究委員会」を開催した。 この日は、前回の介護報酬改定(平成24年度改定)に関する調査結果(速報値)が報告された。 介護報酬についても「改定の効果・影響を調べ、次回改定に活かす」プロセスが平成24年度改定から導入された。 介護報酬は3年に1度改定されることから、その効果等の調査・分析は(1)影響が出やすい報酬項目は平成24年度・・・
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2014年10月15日(水)
[介護] 個別性重視し、身体機能・活動・参加のバランスとれた高齢者リハへ
- 厚生労働省は10月15日に、「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」を開催した。 この日は、厚労省当局から「検討の基本方針」が示され、これに基づいた議論が行われた(p7~p15参照)。 そこでは、「介護保険の居宅サービスにおけるリハビリについて、平成27年度介護報酬改定に向けて必要となるサービスの実施方法と具体的な見直し案を実効性のある形でまとめる」ことが確認された(p7参照)。・・・
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2014年10月09日(木)
[診療報酬] 28年度改定に向け7対1の転換状況や地域包括ケア選択理由等調査
- 厚生労働省は10月9日に、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催した。 この分科会では、平成28年度診療報酬改定に向けて、次の項目について調査・分析や方向性の検討を行う(p31参照)。名称どおり、主に「入院医療のあり方」を検討する場だ。●入院医療の機能分化・連携の推進について、一般病棟入院基本料の見直し等の影響を調査・検証し、病床機能報告制度等も踏まえ検討する●医療資源の少ない地域・・・
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2014年10月08日(水)
[診療報酬] 機能強化型訪看STの状況等、26年度改定の結果検証調査票固まる
- 厚生労働省は10月8日に、中医協の「診療報酬改定結果検証部会」を開催した。 この日は、平成26年度改定の結果検証に向けて、「後発医薬品の使用状況」などを調べるための調査票案を固めた。 診療報酬改定においては、改定後に「改定内容に込められた意図・目的が達成されているか」などを調べるための結果検証調査が行われている。この調査結果は、次回の改定内容に反映されることになる。 平成26年度改定については、平成26・・・
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2014年09月30日(火)
[医学部] 北海道医療大学等2校が医学・薬学関係の専攻課程の設置等届出
- 文部科学省は9月30日に、平成27年度開設予定の大学の学部等の設置届出状況(平成26年7月分)を公表した。 資料によると、届出は全部で4校。このうち、医学・薬学関係では、北海道医療大学がリハビリテーション科学部言語聴覚療法学科、北海道医療大学大学院がリハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻について、それぞれ設置と専攻の課程変更の届出を行っている(p1~p3参照)。・・・
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2014年09月29日(月)
[介護] 平成16年の高齢者リハ研究会報告書ベースに、27年度改定の方向探る
- 厚生労働省は9月29日に、「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」の初会合を開催した。 この検討会は、平成27年度の介護報酬改定に向けて「居宅介護サービスにおいてリハビリが果たすべき役割」を明らかにするために設置された。◆平成16年の高齢者リハ研究会報告書をベースに、課題への対応策探る 高齢者のリハビリについては、平成16年に厚労省の高齢者リハビリテーション研究会(座長:上田敏・日本・・・
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