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2013年05月29日(水)
[医薬品] 不信感抱かれることないよう、臨床研究の適正実施求める 日医
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日本医師会は5月29日の定例記者会見で、「バルサルタン論文不正問題疑惑に対する日本医師会の見解」を発表した。
高血圧治療薬「バルサルタン(商品名ディオバン)」について、大学の医師主導臨床研究の統計解析に、製薬メーカー社員が身分を伏せて関与していた問題で、日医は次のような見解を提示している(p1~p2参照)。
(1)臨床研究には、高い倫理性・公平性が求められており、これに疑念が生じていることは由々しき問・・・
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2013年04月30日(火)
[医療保険] 保険者機能を向上し、健診等の積極的展開や医療費適正化を
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厚生労働省は4月30日に、「保険者機能のあり方と評価に関する調査研究報告書」を送付する旨の事務連絡を行った。
みずほ情報総研株式会社が調査等を受託し、報告書の形にまとめている。
医療保険の保険者(健保組合や協会けんぽ、市町村国保など)には、被保険者の管理や、保険料の徴収・医療費の最終支払といった業務だけでなく、「医療費の伸びを適正な水準に抑えるための機能・業務を強化すべき」との指摘が、かねてより・・・
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2013年04月24日(水)
[療養費] 経済上の利益提供によって、柔整師が患者を誘引することを禁ずる
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厚生労働省は4月24日に、「柔道整復師の施術に係る療養費の算定基準の一部改正」に関する通知を発出した。
これは、柔道整復療養費の改定を行うもの。柔整療養費については、施術者サイドの「診療報酬と同様にプラス改定すべき」という主張と、保険者サイドの「不適切な請求が行われているとも指摘され、療養費の伸びが大きく、マイナス改定が妥当ではないか」との主張が対立しており、改定時期が大幅に遅れていた(通常は、診・・・
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2013年04月24日(水)
[療養費] 経済上の利益受けて、はり等の施術受けた場合、療養費の対象外に
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- 「はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費の支給の留意事項等について」の一部改正について(4/24付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医療保険
鍼灸・マッサージ等の療養費については、通常、診療報酬と同時期に改定が行われる。ただし、保険者を中心に、「一部に不適切な請求事例がある」「国民医療費を上回るペー・・・
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2013年03月26日(火)
[療養費] 3部位目の柔整施術、25年5月から療養費を60%に減額
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厚生労働省は3月26日に、社会保障審議会・医療保険部会の「柔道整復療養費検討専門委員会」を開催した。
柔道整復療養費は、他の療養費と異なり、「受領委任」と呼ばれる支払方式がとられている。これは、「患者が施術者に一部負担のみを支払い、残額は施術者が保険者に請求する」という仕組みで、実質的に療養の給付と同様の支払方式(現物給付)といえる。
ところで、柔道整復療養費については、「増加の割合がとても大き・・・
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2013年03月26日(火)
[療養費] 往療適正化に向け、はり・きゅう等の往療料1800円に引下げ
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厚生労働省は3月26日に、社会保障審議会・医療保険部会の「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会」を開催した。
この日は、厚労省当局から、「あん摩マッサージ指圧療養費」および「はりきゅう療養費」の改定案が示されている。
あん摩マッサージ指圧等の療養費(患者が一度全額を支払い、後に医療保険者にかかった費用の7割を請求する仕組み)は、医療費全体を上回るペースで増加している。このため、医・・・
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2013年03月18日(月)
[規制改革] 「TPP参加表明は無責任」と首相の姿勢を糾弾 保険医協会
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東京保険医協会は3月18日に、安倍晋三首相に対し、「日本の医療制度を形骸化し、国民の生活と民主主義、さらには国家主権を脅かすTPPへの交渉参加の表明に抗議します」と題する抗議文を提出した。
東京保険医協会は、「TPP交渉国の中で、米国が圧倒的支配力を持ち、他国で最大の利益を上げられるよう規制の緩和を目指すことが狙いである」と述べている。そのうえで、混合診療の全面解禁、営利病院の経営、医薬品・医療機器の特・・・
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2013年02月20日(水)
[DPC] 26年度改定に向け、4月から医療機関群や機能評価係数IIの本格検討
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厚生労働省は2月20日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。この日の議題は、(1)平成26年度診療報酬改定に向けた検討課題(2)特別調査―の大きく2点。
(1)の26年度改定に向けた検討課題については、すでに、昨年(24年)8月の分科会で基本方針が固められている。
そこでは、「医療機関群ごとの基礎係数と、機能評価係数IIで評価する基本骨格は維持する」「医療機関群について、I群(大学病院)、II群(大・・・
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2013年02月06日(水)
[介護保険] 介護事業者の指定に係る権利利益、25年8月31日まで再延長
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- 東日本大震災の被害者の食品衛生法第52条第1項の許可等についての権利利益に係る満了日の延長に関する政令の一部を改正する政令の公布について(2/6)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課 カテゴリ: 介護保険
震災によって、ある許可申請の届出期日に届出を行えず、許可が受けられないといったケースが生じている。このため、政府は許可申請の届出期日を延長するなどの特例措置を講じ、・・・
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2013年02月04日(月)
[がん検診] HPV検査と細胞診組合わせた子宮頸がん検診、実施方法等を検討
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- がん検診のあり方に関する検討会(第4回 2/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康
この日の議題は、(1)子宮頸がん検診(2)がん検診受診率向上(3)がん検診の精度管理―の3点。
(1)の子宮頸がん検診については、厚労省当局から「中間報告書」案(p3~p9参照)が示され、これを概ね了承した。
子宮頸がん検診(細胞診単独法)は全市区町村で行われているが、高リスクHPV(ヒトパピローマウイルス)のDNAを検出するHPV検査の実・・・
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2013年01月24日(木)
[診療報酬] 特定曜日にポイント付与率上げる薬局など、重点的な指導を
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厚生労働省は1月24日に、疑義解釈資料の送付(その11)に関する事務連絡を行った。
今回は、(1)検査(2)注射(3)手術(4)病理診断(5)薬局におけるポイント制―について、医療現場等の疑問に答えている。
(1)の検査では、D208【心電図検査】における「加算平均心電図による心室遅延電位測定」では、「当該検査の実施にあたり行った他の心電図検査は別に算定できない」こととされている。今回、この「他の心電図検査」・・・
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2013年01月10日(木)
[医療提供体制] 医療法人の太陽光電力の売電、非営利性に反しないよう留意
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厚生労働省は1月10日に、医療法人における太陽光発電の取扱いについて事務連絡を行った。
平成24年7月より、太陽光発電から得た電気の全量を電力会社に売電する「全量買取制度」が開始されている。これにともない、医療法人における売電について、(1)余剰電力の買取制度(2)全量買取制度(3)全量買取制度を行っている事業者への医療法人が所有する不動産の貸与―の3項目の取扱いを整理している。
(1)の余剰電力の買取制・・・
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2013年01月09日(水)
[医薬品等] 医師と製薬企業の望ましいあり方議論する協議会設置 日医
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日本医師会は1月9日の定例記者会見で、「医学関連COI問題協議会」を設置することを発表した。
この協議会では、医師と製薬企業等のCOI(Conflict of Interest、利益相反)問題について検討し、「望ましい医師と製薬企業のあり方」について意見交換を行う。
医師には、「優れた医薬品や医療技術を開発する研究者」の側面と、「患者の生命・健康を守る臨床医」の側面がある。両者には、時として衝突する場面が出てくる。
た・・・
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2012年12月21日(金)
[病院] 社会保険病院等で財務上の問題発覚、原因究明と再発防止急ぐ
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厚生労働省は12月21日に、「独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)による社会保険病院等の財務及び内務統制に関する調査」の結果を発表した。
年金保険料が、保養所などの施設整備に流用されていたことを受け、国は平成17年にRFOを設立し、年金保険料等で設立された福祉施設等の譲渡・廃止を進めている。
その中には社会保険病院等も含まれ、やはり民間や自治体等への譲渡が進められている。また、譲渡に至って・・・
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2012年12月10日(月)
[医療改革] 医療の効率化は、混合診療解禁・医療の営利化招く 日医総研
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- これまでの構造改革を振り返って―医療の営利産業化の視点から―(12/10)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療制度改革
小泉政権以来、我が国では規制緩和を主眼とする「構造改革」が進められている。日医総研では、一連の構造改革によって、医療・国民生活・国家財政がどのように変化したかを分析している。
まず、小泉構造改革を振り返ろう。小泉純一郎元首相が主導した構造改革(基本・・・
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2012年12月05日(水)
[薬価] 「長期収載品と後発品」問題で中間とりまとめ、近く総会に報告
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厚生労働省は12月5日に中医協の薬価専門部会を開き、「長期収載品と後発品」問題について、中間とりまとめを行った。
薬価制度改革をめぐり、「長期収載品と後発品」の問題について24年4月から議論が行われてきた。これは、「後発品推進は医療費抑制が目的である」→「しかし、後発品の使用は思うように進んでいない」→「後発品使用が進まない理由の1つとして、一部の医師や患者にある不信感があげられる」→「一方で、長期収載・・・
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2012年11月29日(木)
[地域医療] RFO改組した新法人、自主性と同時にコンプライアンスの確保も
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厚生労働省は11月29日に、「地域医療機能推進機構の法人制度に関する検討会」を開催した。この日は、これまでの議論の内容を踏まえた「論点整理」が行われた。
検討会では、社会保険病院や厚生年金病院の整理・合理化を進める「年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)」が、平成26年4月1日から「地域医療機能推進機構」に改組されることを踏まえ、改組後の新法人の在り方などを議論している。
まず、新法人の運営にあたっての・・・
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2012年11月13日(火)
[がん検診] 子宮頸がん検診、30代女性対象にHPV検査実施へ
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- がん検診のあり方に関する検討会(第3回 11/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康
厚労省当局は、前回9月3日の会合で、「今後は、子宮頸がん罹患率の高い年齢層(30代)を中心に、HPV(ヒトパピローマウイルス)検査を実施してはどうか」と提案している(p4参照)。
この日は、厚労省当局から、HPV検査について、次のような観点から検診を実施してはどうかとの提案が行われた(p16~p17参照)。
(1)早期発見による効果(浸・・・
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2012年11月08日(木)
[薬価] 「薬価制度は不透明」と指摘、適正運用を強く要望 保団連
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- 「公正で透明な薬価制度改革」のための要望書(11/8)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
保団連は、我が国の異常に高い薬価・薬剤費が医療費高騰の主因となっていること、および薬価決定のメカニズムの不透明性を挙げ、薬価・薬剤費と薬価決定の見直しが喫緊の重要課題であると述べている(p1~p3参照)。
そのうえで、「学術的論拠や運用の不明瞭な方法により必要以上の医療費が浪費され、患者に・・・
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2012年09月24日(月)
[診療報酬] 慢性心不全薬デノパミンの小児適応など認める 厚労省
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厚生労働省は9月24日に、医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて事務連絡を行った。
保険診療上、医薬品を使用するにあたっては、添付文書に記載された効能・効果、用法・用量に従わなければいけない。これに外れた使用は安全性・有効性に問題があるため、「適応外使用」として、原則、保険診療の対象とはならない(p1参照)。
しかし、適応とされていないケースでも、医療現場において「効能・効果がある・・・
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2012年09月18日(火)
[診療報酬] 10月1日から医療機関・薬局でのポイント付与等経済的誘引を禁止
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厚生労働省は、「保険医療機関及び保険医療養担当規則」(いわゆる療担)と、「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則」(いわゆる薬担)について、『経済上の利益提供による誘引の禁止』を行う。
一部薬局等では、調剤一部負担に対するポイント付与が行われ、これが「経済上の利益誘導」に当たるのではないかと指摘されていた。中医協でも、この問題が議論され、平成24年10月1日からポイント付与が禁止されることになっていた。・・・
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2012年09月12日(水)
[税制改正] 社会医療法人の認定取消、直ちに剰余金課税する措置見直しを
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日本医師会は9月12日の定例記者会見において、四病院団体協議会(日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会・日本精神科病院協会)と共同で「平成25年度税制改正要望」を行ったことを発表した。
要望項目は全部で14点で、目立つ項目をあげると次の通りだ。
(1)福島原発事故損害賠償金の非課税(p2参照)
(2)消費税における社会保険診療報酬等の非課税制度の見直し(p3参照)
(3)医療機関に対する事業税の特・・・
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2012年09月03日(月)
[介護保険] 介護事業者の指定に係る権利利益、25年2月28日まで再延長
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- 東日本大震災の被害者の食品衛生法第52条第1項の許可等についての権利利益に係る満了日の延長に関する政令の一部を改正する政令の公布について(9/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課 カテゴリ: 介護保険
東日本大震災の影響によって、日常活動が制限されることがある。たとえば、ある許可申請の届出期日が定められているが、震災の影響で移動等が困難で、その日・・・
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2012年08月22日(水)
[診療報酬] 看護師夜勤72時間満たさない特別入院基本料、13対1等にも導入か
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厚生労働省は8月22日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。この日は、厚労省から入院基本料の見直しに向けて2つの提案が行われた。
基本小委では、基本診療料の見直しに向けた検討を続けているが、診療側が「入院基本料等の基本診療料のあり方を議論するために、コスト調査を行うべき」と主張する一方で、支払側は「医療機関の経営を担保するための基本診療料の水準について議論すべき」と提案するなど、議論がか・・・
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2012年08月10日(金)
[医薬品] がん治療、「副作用少なく、方法を選択できる社会の実現」が重要
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厚生労働省は8月10日に、「抗がん剤の副作用による健康被害の救済制度について」のとりまとめを公表した。これは、抗がん剤の副作用による健康被害救済制度に関する議論をまとめたもの。
抗がん剤は、使用が避けられない上に副作用が重篤で代替治療がないことなどから、「予期し得ない」健康被害の救済に該当しないとして救済制度の対象外とされてきた。しかし、改めて抗がん剤を救済制度に含めるべきかの検討を行ってきたが、・・・
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