-
2023年12月01日(金)
[診療報酬] 疾患別リハビリテーション料の通則に「計画書提供」 厚労省案
- 厚生労働省は1日、2024年度の診療報酬改定で疾患別リハビリテーション料の通則にリハビリの「実施計画書」の提供を位置付けることを中央社会保険医療協議会・総会に提案した<doc12309page147>。介護保険のリハビリとの連携を強化するのが狙いだが、診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)は「影響が大き過ぎる」として別の方法での対応を求めた。 厚労省はまた、リハビリと栄養・口腔管理の一体的な提供を回復期の病・・・
-
2023年11月29日(水)
[診療報酬] 24年度診療報酬改定の基本方針 厚労省が骨子案示す
- 厚生労働省は29日、2024年度に行う診療報酬改定の基本方針の骨子案を社会保障審議会の医療部会と医療保険部会に示した。人口構造の変化に伴い、医療の支え手の長期的な不足が見込まれる中、「現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」を重点課題に位置付ける内容で、12月上旬ごろ取りまとめる<doc12249page3>。 診療報酬改定の基本方針は、中央社会保険医療協議会による点数配分の議論の前提に当たり、社・・・
-
2023年11月24日(金)
[医療費] 23年度4-7月の概算医療費、前年比3.7%増 厚労省
- 厚生労働省が11月24日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2023年度7月号」によると、23年度4-7月の概算医療費は15.6兆円、対前年同期比では3.7%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は8.7兆円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は6.2兆円(5.4%増)だった<doc12388page1><doc12388page4>。 1人当たり医療費は12.5万円(4.2%増)で、75歳未満は8.3万円(3.6%増)、75歳以上は32.0万円(1.6%・・・
-
2023年11月24日(金)
[医療費] 23年度4-7月の医療保険医療費、75歳未満で2.5%増
- 厚生労働省が11月24日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2023年度7月号」によると、23年度4-7月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は8兆5,621億円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は6兆1,118億円(5.2%増)となったことがわかった<doc12376page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が2兆6,282億円(2.0%増)、75歳以上は3兆981億円(5.6%増)<doc12376page3>。医科入院外医療費は75・・・
-
2023年11月22日(水)
[医療改革] 医療・介護改革で少子化対策財源3.2兆円捻出も 同友会試算
-
- こども・子育て政策の財源に関する意見-現役世代の可処分所得の増加を図るため、まずは徹底した歳出改革を(11/22)《経済同友会》
- 発信元:経済同友会 経済・財政・金融・社会保障委員会 カテゴリ: 医療制度改革 予算・人事等
-
2023年11月10日(金)
[医療提供体制] 入院時食事療養費の引き上げ額、年内に結論 中医協
- 中央社会保険医療協議会は10日の総会で、長年据え置かれてきた入院時食事療養費の見直しを議論し、増額する方向でおおむね一致した。具体的な引き上げ額について今後検討を重ね、年内に結論を出す。同総会では「昨今の食材費などの高騰を踏まえた対応を行わざるを得ない」として、診療側の複数の委員が入院時食事療養費の増額を要望。支払側の委員もそれに理解を示した。中には「医療界全体が納得できる形であらゆる方策の検討を・・・
-
2023年11月09日(木)
[医療改革] オンライン資格確認、健診実施機関・助産所は任意 厚労省
- 厚生労働省は、マイナ保険証への対応に必要なオンライン資格確認について特定健診や特定保健指導を実施する機関・保険者(健診実施機関等)や助産所では導入を任意とし、義務化しない方針を固めた。また、導入を支援するため4.1万円を上限に事業額の4分の3を補助する<doc11875page8>。9日の社会保障審議会・医療保険部会でこうした対応案を示し、了承された。 オンライン資格確認の任意での導入は、健診実施機関等が2024・・・
-
2023年11月06日(月)
[介護] 介護報酬、オンライン服薬指導の算定要件緩和へ 厚労省案
- 居宅療養管理指導でのオンライン服薬指導の算定要件について現在、介護報酬では月1回と定めているが、厚生労働省は、6日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会に対し、居宅療養管理指導の上限である月4回まで緩和することを提案した。また患者のプライバシーに配慮している場合は薬局以外の場所での実施も可能とする案も示した。 薬剤師による居宅療養管理指導については、前回(2021年度)の介護報酬改定で情報通信機・・・
-
2023年11月01日(水)
[診療報酬] 24年度改定、かかりつけ医機能とはリンクせず 厚労省見解示す
- 社会保障審議会・医療部会が1日開かれ、厚生労働省は、2024年度診療報酬改定の基本方針に盛り込まれる見通しの「かかりつけ医」という記載について、医療法の改正を受けて省内で検討している「かかりつけ医機能」と直接はリンクしないとの認識を示した。 22年度に行われた診療報酬改定の基本方針には、「かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価」という記載があり、厚労省はこの日、医療機能の分化・強・・・
-
2023年10月31日(火)
[医療費] 23年度4-6月の概算医療費、前年比3.6%増 厚労省
- 厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2023年度6月号」によると、23年度4-6月の概算医療費は11.6兆円、対前年同期比では3.6%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は6.4兆円(対前年同期比2.6%増)、75歳以上は4.6兆円(5.0%増)だった<doc11837page1><doc11837page4>。 1人当たり医療費は9.3万円(4.1%増)で、75歳未満は6.2万円(3.8%増)、75歳以上は24.0万円(1.2%増・・・
-
2023年10月31日(火)
[医療費] 23年度4-6月の医療保険医療費、75歳未満で2.7%増
- 厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2023年度6月号」によると、23年度4-6月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は6兆3,670億円(対前年同期比2.7%増)、75歳以上は4兆5,753億円(4.7%増)となったことがわかった<doc11829page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆9,627億円(1.5%増)、75歳以上は2兆3,182億円(4.7%増)<doc11829page3>。医科入院外医療費は7・・・
-
2023年10月31日(火)
[医療改革] 社会保障改革、経済同友会が外来受診時定額負担の導入など提言
-
- 全世代型社会保障構築会議(第15回 10/31)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 全世代型社会保障構築本部事務局 カテゴリ: 医療制度改革 介護保険
-
2023年10月27日(金)
[診療報酬] 基本方針の重点課題に「人材確保・働き方改革推進」 厚労省案
- 厚生労働省は27日、2024年度診療報酬改定の基本方針で、「現下の雇用情勢を踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」を重点課題に位置付ける案を社会保障審議会・医療保険部会に示した<doc11703page4>。厚労省案では、23年の春闘で30年ぶりの高水準となる賃上げが実現したのに医療分野では他産業に追いつかず、人材確保の状況が悪化していると明示した。さらに、生産年齢人口の減少に伴い長期的にも支え手不足が見込まれる・・・
-
2023年10月20日(金)
[看護] 医療保険の訪問看護に「虐待の防止措置」 厚労省提案
- 厚生労働省は20日、医療保険の訪問看護ステーションの運営規程を見直し、「虐待の防止のための措置に関する事項」のルールを定めるよう新たに求めることを中央社会保険医療協議会に提案した<doc11610page83>。また、訪問看護事業の人員・運営基準のうち、1人の管理者が複数の訪問看護ステーションを同時に管理することは「認められない」としている取り扱いの緩和も検討する<doc11610page84>。 介護保険の訪問看護・・・
-
2023年10月20日(金)
[診療報酬] 頻回の緊急訪問看護、実態把握求める意見相次ぐ 中医協・総会
- 厚生労働省は20日、訪問看護利用者の1人当たりの訪問看護療養費(医療保険)の請求額が1カ月間で60万円以上に上るケースや、利用者などの求めに応じて主治医の指示に基づき訪問看護を緊急に行った場合に算定できる「緊急訪問看護加算」を毎日算定するケースがあるとのデータを、中央社会保険医療協議会・総会に示した。委員からは、こうした高額な請求や頻回の緊急訪問看護の実態を把握・分析するよう求める意見が相次いだほか、・・・
-
2023年10月11日(水)
[介護] 介護報酬改定、施行の後ろ倒しに賛否 社保審・介護給付費分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は11日、介護報酬改定の施行時期について議論し、変更すべきかどうかで意見が大きく割れた。2024年度診療報酬改定と合わせて6月1日の施行にすべきだとの指摘があった一方、従来の4月施行を変える必要はないとの意見が出た。次の介護報酬改定の施行を後ろ倒しすることも選択肢として、引き続き検討を進める。 介護報酬改定や診療報酬改定を巡っては、これまで改定の前年度内に告示などの見直し・・・
-
2023年10月06日(金)
[医療費] 23年度4-5月の医療保険医療費、75歳未満で2.5%増
- 厚生労働省が6日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2023年度4-5月号」によると、23年度4-5月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は4兆1,828億円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は3兆432億円(5.4%増)となったことがわかった<doc11527page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆2,987億円(2.7%増)、75歳以上は1兆5,511億円(5.9%増)<doc11527page3>。医科入院外医療費は75歳・・・
-
2023年10月06日(金)
[医療費] 23年度4-5月の概算医療費、前年比3.9%増 厚労省
- 厚生労働省が6日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2023年度4-5月号」によると、23年度4-5月の概算医療費は7.7兆円、対前年同期比では3.9%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は4.2兆円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は3.1兆円(5.7%増)だった<doc11516page1><doc11516page4>。 1人当たり医療費は6.2万円(4.4%増)で、75歳未満は4.0万円(3.7%増)、75歳以上は16.0万円(1.9%増)&・・・
-
2023年09月29日(金)
[医療提供体制] オンライン資格確認、訪看STにも原則義務付けへ 厚労省
- 厚生労働省は、訪問看護ステーション(訪看ST)のオンライン請求とオンライン資格確認を2024年6月に開始し、同年の秋にそれらを訪看STに義務付ける。ただし、その時点でやむを得ない事情がある場合は義務化の経過措置を設ける<doc11250page5>。また、既存システムの改修など関連費用について、訪看STに対し42.9万円まで補助を行う<doc11250page9>。9月29日の社会保障審議会・医療保険部会で、こうした方針を示した。・・・
-
2023年09月11日(月)
[医療改革] 電子カルテ情報共有サービスに健診結果の実装目指す 厚労省
-
- 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
-
2023年09月08日(金)
[医療提供体制] 出産費用への保険適用、検討の場を新設へ 厚労省
- 2026年度を目途に予定している出産費用(正常分娩)への保険適用に向け、厚生労働省は検討の場を新たに設ける。費用の内訳を含め、出産を取り巻くさまざまな要素の把握や分析などを行っていく。新たな検討の場には、妊婦や保険者、医療団体といったさまざまな立場の関係者が参画する予定。設置の時期は未定だが、決まり次第、厚労省が社会保障審議会・医療保険部会に報告する。 また、検討結果も同部会へ提示し、そこでも審議す・・・
-
2023年09月07日(木)
[医療提供体制] 出産費用、内訳の「見える化」に意見相次ぐ 社保審・部会
- 厚生労働省は7日、出産費用を「見える化」するため2024年4月に運用を始めるウェブサイトのイメージの内容を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。正常分娩の妊婦が負担する費用や、立ち合い出産などのサービスの実施状況を全国の分娩施設ごとに「見える化」する。ただ、費用に関しては、食事代やサービスごとの詳しい内訳はウェブサイトに当面掲載されないため、内容の充実を求める意見が委員から相次いだ。 厚労省は、この・・・
-
2023年09月07日(木)
[医療提供体制] 出産費用4月までに増額4割超 厚労省調べ
- 社会保障審議会・医療保険部会が7日開かれ、厚生労働省は、分娩を取り扱う全国の1,718施設のうち計765施設(44.5%)が、2022年4月から23年4月までに出産費用を増額していたとする調査結果を報告した。また、増額を決めた時期に関する質問では、回答があった計750施設のうち、456カ所が「23年1-4月」と答えた<doc10923page8>。 出産育児一時金を引き上げる政府の方針が固まったのはその直前の22年12月だったため、7日の・・・
-
2023年09月07日(木)
[医療保険] 22年度の高額レセプト件数8年連続で過去最多 健保連集計
-
- 令和4年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要(9/7)《健康保険組合連合会》
- 発信元:健康保険組合連合会 組合サポート部 交付金交付事業グループ カテゴリ: 医療保険
-
2023年09月01日(金)
[医療費] 22年度4-3月の概算医療費、前年比4.0%増 厚労省
- 厚生労働省が1日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2022年度3月号」によると、22年度4-3月の概算医療費は46.0兆円、対前年同期比では4.0%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は25.8兆円(対前年同期比3.2%増)、75歳以上は18.0兆円(5.3%増)だった<doc11015page1><doc11015page4>。 1人当たり医療費は36.8万円(4.5%増)で、75歳未満は24.5万円(4.3%増)、75歳以上は95.6万円(1.8%増・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。