-
2010年07月02日(金)
[医療IT] 衛星による病理診断、新しい試みをJAXAと実証 岩手医科大学
-
岩手医科大学は7月2日に、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)を使用した遠隔病理診断実験を実施したことを明らかにした。これは、岩手医科大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、国際医療福祉大学三田病院、琉球大学の協力を得て、盛岡、東京、沖縄の3地点を結び、遠隔病理診断の実利用化に向けた実証実験。
日本では病理医の数が少なく、特に地方で少ないことが問題となっている。しかし、この問題を解決するため・・・
-
2010年06月08日(火)
[新型インフル] 都道府県ごとに、実情を踏まえた医療体制を 厚労省
-
- 新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議(第7回 6/8)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
報告書では、全般に係る問題について(1)感染力や致死率等に応じた柔軟な対応をとるべき(2)迅速・合理的な意思決定システムを構築すべき(3)地方自治体との事前準備をしておくべき(4)危機・・・
-
2010年06月03日(木)
[がん対策] 7月1日より「がん対話外来」の予約開始 国立がん研究センター
-
- 新生国立がん研究センターの新たな取り組み(6/3)《国立がん研究センター》
- 発信元:国立がん研究センター カテゴリ: 医療提供体制
国立がん研究センターは、がん専門相談員によるがん相談支援(がん相談支援センター)を行うという。これは、がん専門相談員が、「がんについて知りたい、どこで相談したらいいかわからない」といった疑問や悩みに対し、悩みを解決するためのヒント、相談できる場所を案内するというもの(p1~p2参照)。
また、新しい形のセ・・・
-
2010年06月03日(木)
[審査支払] 審査への苦情相談窓口等設置し、審査を充実強化 支払基金
-
- 審査委員会の機能強化のための新たな方策(6/3)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金については、先般行われた省内事業仕分けにおいて「審査が緩い」などの指摘があった。また、先にまとめられた「今後の審査委員会のあり方に関する検討会」報告書では、審査の充実強化が必要とされている。こうした背景をもとに、支払基金では、審査の充実強化を図ることを打ち出し、信頼を確保するとしている。
具体的な方・・・
-
2010年05月20日(木)
[肝炎治療] インターフェロン治療者に社会的理解と支援を 東京都
-
東京都は5月20日に、ウイルス肝炎インターフェロン治療医療費助成認定者に係る治療状況等調査の結果を公表した。都は平成19年度からウイルス肝炎感染者の早期発見・早期治療に取り組み、同年10月より、国に先行してC型ウイルス肝炎のインターフェロン治療を対象に助成を開始している。本調査は、平成21年9月から11月にかけて、医療費助成制度の認定患者を診察した肝臓専門医にアンケート方式で行われた。有効回答数は1319件。
・・・
-
2010年05月19日(水)
[病院] 国立がん研究センターは、外来化学療法を年間3万8000件目標に
-
厚生労働省が5月19日に開催した、厚生労働省独立行政法人評価委員会の高度専門医療研究部会で配付された資料。この日は、国立高度専門医療研究センターの中期目標・計画や、役員報酬・役員退職手当に関する規程などについて議論を行った。
資料では、国立高度専門医療研究センターに対し、厚労省が定めた中期目標と、それに基づき各センターが定めた中期計画が整理されている(p87~p303参照)。国立がん研究センターの中期・・・
-
2010年03月29日(月)
[臨床研修] 国立高度専門医療研究センターを研修費補助対象に追加
-
厚生労働省は3月29日に、医師臨床研修費補助事業実施要綱に関する通知を発出した。医師臨床研修費補助事業は、医師臨床研修の必修化にともない、その支援を目的として実施されている。今回は、実施要綱の一部を改正し、平成22年度から適用するもの。
主な改正点は、(1)補助対象に国立高度専門医療研究センターを追加(2)研修病院の枠組み変更に伴う文言の整理―など(p3~p4参照)。
-
2010年03月17日(水)
[医療広告] 「歯科放射線専門医」を広告可能に 厚労省
-
厚生労働省は3月17日に、広告可能な医師等の専門性に関する資格名等の一部を改正する通知を出した。平成19年6月18日付で通知された「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」を一部改正し、「歯科放射線専門医」の専門性資格を追加するというもの。また、「有限責任中間法人 日本総合病院精神医学会」を「一般社団法人 日本総合病院精神医学会」に改める(p1参照)。
通知では、改正後全文(p2参照)と・・・
-
2010年02月19日(金)
[病院] 独立行政法人化に向け国立高度専門医療センターの中期目標を議論
-
厚生労働省が2月19日に開催した、厚生労働省独立行政法人評価委員会の高度専門医療研究部会の初会合で配付された資料。この研究部会は、国立高度専門医療センターが平成22年度から独立行政法人に移行するのに伴い、中期目標や計画などを議論するために設置された(p9参照)。
資料では、国立高度専門医療センターの概要(p11~p23参照)や独立行政法人化(p24~p31参照)、中期目標(案)(p32~p99参照)などがまと・・・
-
2010年02月10日(水)
[意見募集] 「歯科放射線専門医」を専門性資格に追加
-
- 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」(平成19年6月18日医政総発第0618001号医政局総務課長通知)の一部改正に関する意見の募集について(2/10)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革
なお、意見は、3月11日まで受け付けている(p1参照)。
-
2010年02月05日(金)
[診療報酬] 再診料統一、断念か 中医協総会
-
厚生労働省が2月5日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料・外来管理加算について議論を行ったほか、前回会合に引き続き、DPCにおける新たな機能評価係数の導入などについて議論を行った。
短冊について一通りの議論を終えたため、外来点数の引上げ項目などが固まった。そこで遠藤会長が、外来医療費配分の試算を出すように厚労省に指示。プラス改定財源400億円のほか、検査等の適正化でさらに400億円が生・・・
-
2010年01月27日(水)
[予算] 平成20年度の国立高度専門医療センターにおける財務情報を開示
-
厚生労働省は1月27日に、「平成20年度 国立高度専門医療センター特別会計財務書類」を公表した。
国立高度専門医療センターは、がん、脳卒中、心臓病などの疾病等対策や国際医療協力等に関する我が国の中核的な機関として、その役割を担っている。現在は、機能の一層の強化を図るため独立行政法人に移行し、(1)国立がんセンター(2)国立循環器病センター(3)国立精神・神経センター(4)国立国際医療センター(5)国立成育・・・
-
2010年01月25日(月)
[地域医療] 群馬県、東毛・西毛両地区の医療再生計画を詳述
-
厚生労働省はこのほど、群馬県の地域医療再生計画の詳細について公表した。厚労省ではこれまでに、全都道府県について地域医療再生計画の概要を示しており、これはその詳細版にあたるもの。
資料では、(1)東毛地域(2)西毛地域―の医療提供体制について再生計画を詳述している。
東毛地域では、地域内に三次救急機能がなく、また地域周産期母子医療センターの応受不可能日が年間の半数以上に達しているなどの問題がある。・・・
-
2009年12月25日(金)
[22年度予算] 放射線医養成などに20億円計上 文科省
-
文部科学省は平成21年12月25日に、平成22年度文部科学省予算主要事項を発表した。一般会計をみると、平成22年度は前年度比5.9%・3110億円増の5兆5926億円の予算となる。
医療関係としては、(1)医師等人材の確保に向けた取組みに20億円(2)大学病院の機能強化に48億4300万円(3)国立大学法人等施設の整備に503億3000万円―などが計上されている。(1)の「医師等の人材確保対策」は、がんにかかる放射線療法や化学療法等の・・・
-
2009年12月11日(金)
[病院] 委員からガバナンス強化への提案が行われる
-
内閣府が12月11日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、志賀委員らが作成した取りまとめ案に基づき、国立高度専門医療センターの財務および組織ガバナンス(法令遵守)について議論を行った。
取りまとめ案では、(1)理事長、理事、監事に対するチェック&バランスの仕組みの導入(2)行政刷新会議内に独立行政法人ガバナンス委員会の設置(3)理事会の直轄機関として、執行役員から・・・
-
2009年12月08日(火)
[病院] 国立高度専門医療センターの財務状況等を厚労省よりヒアリング
-
政府が12月8日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、財務関係について、厚生労働省からヒアリングを行った。
資料には、独法化後の国立高度専門医療センターの財務状況(p3~p48参照)が提示されている。また、聖路加国際病院の歴史や経営戦略、事業・資金・採算計画などを紹介している(p75~p94参照)。
-
2009年12月03日(木)
[病院] 国立高度専門医療センター長からヒアリングを実施
-
政府が12月3日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、国立高度専門医療センターの各総長からヒアリングを行った。
資料には、各センターからの提出資料(p3~p293参照)が提示されているほか、国立高度専門医療センターの今後のあり方についての有識者会議への対応状況(p294~p299参照)などが整理されている。
-
2009年11月18日(水)
[医学教育] 学位取得の魅力が薄れる中、いかに博士課程進学者を確保するか
-
文部科学省が11月18日に開催した、中央教育審議会大学分科会大学院部会で配付した資料。この日は、大学院教育振興施策要綱について、分野別ワーキンググループの審議状況を報告した。
医療系ワーキンググループは、共通課題として、「大学院グループ等の財政支援により大学院教育改革に取り組む大学と改革が進んでいない大学との格差をどう考えるか」を論点にあげている。その上で、医学系では「学位取得の魅力が薄れる中で、・・・
-
2009年11月10日(火)
[専門性資格] 「心療内科専門医」「一般病院連携精神医学専門医」広告可能
- 厚生労働省は11月10日に、広告可能な医師等の専門性に関する資格名等の一部を改正する通知を出した。平成19年6月18日付けで通知された「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」を一部改正し、「心療内科専門医」「一般病院連携精神医学専門医」の2つの専門性資格を追加するというもの。また、「有限責任中間法人 日本周産期・新生児医学会」を「一般社団法人 日本周産期・新生児医学会」に改める、としている・・・
-
2009年09月24日(木)
[意見募集] 「心療内科専門医」など2つの専門性資格を追加
-
- 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」(平成19年6月18日医政総発第0618001号医政局総務課長通知)の一部改正に関する意見の募集について(9/24)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革
なお、意見募集は平成21年10月26日まで受け付けている(p1参照)。
-
2009年07月23日(木)
「周産期(新生児)専門医」「生殖医療専門医」「小児神経専門医」広告可能に
- 厚生労働省は7月23日付けで、都道府県の衛生主管部(局)長宛てに、広告可能な医師等の専門性に関する資格名等の一部を改正する通知を出した。平成19年6月18日付けで通知された「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」を一部改正し、「周産期(新生児)専門医」「生殖医療専門医」「小児神経専門医」の3つの専門性資格を追加するというもの(p2参照)。通知では、改正後全文(p3参照)として、医師、歯・・・
-
2009年07月17日(金)
高知県の地域医療再生計画(案)を紹介 経済財政諮問会議
-
政府が7月17日に開催した、経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、危機克服への筋道とリスクの対応について議論された。
資料には、(1)危機克服への道筋とリスクへの対応(p2~p5参照)(2)現下の雇用失業情勢と雇用対策の実施状況(p13~p16参照)―などが提示されている。
また、高知県における取組例として、地域医療再生計画(案)の具体化(p19参照)が示された。高知県では、行政、大学病院、中核病・・・
-
2009年06月10日(水)
「周産期(新生児)専門医」など3つの専門性資格の追加について意見募集
-
- 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」(平成19年6月18日医政総発第0618001号医政局総務課長通知)の一部改正に関する意見の募集について(6/10)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革
なお、意見募集は、平成21年7月10日まで受け付けている(p1参照)。
-
2009年05月18日(月)
女性会員は増加傾向だが、専門医等の取得率は低調 外科学会調査
-
日本外科学会は5月18日に「日本医学会分科会における女性医師支援の現況に関する調査報告書」を公表した。調査は、日本医学会分科会における女性医師の学会活動の現況を把握することを目的に行われたもの。
資料では、医学会分科会の会員の女性医師の割合は14.6%、2007年入会の女性医師の割合は23.5%と、女性会員が増加傾向にあった、としている(p2参照)(p8参照)。
その中で、専門医・認定医の取得率は女性・・・
-
2009年05月15日(金)
千葉県、県内の全ての医療機関で共用できる4疾病の地域医療連携パスを公表
-
千葉県はこのほど、千葉県共用地域医療連携パス(全県共用パス)の例示モデルを公表した。
千葉県では、全県共用となる地域医療連携パスを県医師会や関係病院などの医療関係者と検討を重ね、4疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病)について、地域医療連携パスを作成した(p1参照)。この全県共用パスの活用により、医療現場でのメリットとしては、プライマリケアと専門医療の役割分担、大病院への患者の集中を改善な・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。