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2015年11月20日(金)
[改定速報] 診療側「一般診療所は減収減益の危機的状態」 中医協・総会2
- 11月20日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「医療経済実態調査の結果」を議題とし、診療側も見解を示した。 診療側(2号側)の松本純一委員(日本医師会常任理事)は、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の資料を提出し見解を示した。 医療機関の経営状態に関して、松本委員は一般病院の損益率がマイナス1.7%からマイナス3.1%に低下し、一般診療所の損益率も16.1%から15.5%に低下。精神科病院は0.4%から 0・・・
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2015年11月20日(金)
[改定速報] 支払側・診療側双方が相手の見解に対し質疑応答 中医協・総会3
- 11月20日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「医療経済実態調査の結果」を議題とし、支払側・診療側双方が相手の見解に対して質疑応答をしている。 支払側の見解に対して、中川俊男委員(日本医師会副会長)は「6年間の経年変化を示しているが、医療経済実態調査は改定を挟んだ2年間で行い定点調査になっている。6年間並べた経年変化を見るのは調査客体が異なるので無理がある」と指摘。松本純一委員(日本医師会常任理・・・
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2015年11月19日(木)
[病院] 2014年「医療施設調査・病院報告」の結果を公表 厚労省
- 厚生労働省は11月19日、2014年の「医療施設(静態・動態)調査」と「病院報告」の結果を取りまとめ、公表した。「医療施設調査」は、全国の医療施設から提出された開設・廃止などの申請・届出をもとに、毎月「動態調査」として施設数、病床数、診療科目などの動向を把握するとともに、3年ごとに「静態調査」として検査・手術の実施状況や診療設備の保有状況などの診療機能の調査を実施。「病院報告」は、全国の医療施設からの報・・・
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2015年11月19日(木)
[先進医療] 炭素11標識メチオニンPET診断を「適」 技術審査部会
- 厚生労働省は11月19日、「先進医療技術審査部会」を開催し、先進医療Bとして申請されていた新規申請技術に対する検討や評価を実施した。 その結果、北海道大学病院が申請した、臨床症状・経過およびMRI検査から初発の神経膠腫が疑われ、生検または摘出術を予定している患者に対する、「臨床症状・経過およびMRI検査から初発の神経膠腫を疑われ、生検または摘出術を要する症例における、炭素11標識メチオニンPET診断」・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 明細書、入院患者へ精算の都度発行は診療所3割 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の速報案」を議題とし、「明細書の無料発行の実施状況調査」の結果概要案を示し、了承されている。 前回2014年度改定では、400床以上の保険医療機関・保険薬局で、例外なく詳細な個別の点数項目がわかる明細書の発行が義務づけられた。さらに、レセプトの電子請求を行っている400床未満の病院も・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 胃瘻造設術の実施件数、2014年度は微減の20.1件 中医協・総会2
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の速報案」に関し、「胃瘻の造設等の実施状況調査」の結果概要案も示され、了承されている。 前回2014年度診療報酬改定では、胃瘻造設術実施数の減少、胃瘻造設前の嚥下機能評価の実施、造設後の連携施設への情報提供の推進を図るため、評価の新設を行っている。具体的には、胃瘻造設術の施設基準で・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 3年以上のリハ、脳血管疾患5割、運動器4分の1 中医協・総会3
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の速報案」に関し、「廃用症候群に対するリハビリテーションの適正化、リハビリテーションの推進等による影響や維持期リハビリテーションの介護保険への移行の状況を含むリハビリテーションの実施状況調査」の結果概要案も示され、了承されている。 前回2014年度診療報酬改定では、要介護被保険者に・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 地域包括診療料の算定、対象疾患患者の9% 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けて、「外来医療」をテーマに、主治医機能の評価に関して「地域包括診療料・地域包括診療加算」、「小児の主治医機能」を議論した。 前回2014年度診療報酬改定では、外来機能分化を進めるため、主治医機能(かかりつけ医機能)を評価する包括点数として、200床未満の病院と診療所が算定できる【地域包括診療料】と、診療所のみが・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 500床以上地域医療支援病院の定額負担異論出ず 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けて、「外来医療」をテーマに、(1)紹介状なしの大病院受診時にかかる選定療養、(2)主治医機能の評価(地域包括評価診療料・地域包括診療加算、小児の主治医機能)―などを議論した(11月18日に続報をお伝えします)。 (1)に関して、厚労省は9月30日の前回の議論で、(i)定額負担を求める大病院の範囲、(ii)定額負担を求め・・・
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2015年11月18日(水)
[改定速報] 地域に診療科標榜診療所ない場合等、負担求めず 中医協・総会2
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、(1)紹介状なしの大病院診時にかかる選定療養―に関して、(i)定額負担を求める大病院の範囲―のほか、(ii)定額負担を求めない患者・ケース、(iii)定額負担の金額(初・再診)、(iv)制度を導入した場合の初診料、外来診療料の評価―の論点をさらに議論した。 (ii)に関しては、現行の選定療養制度でも、緊急その他やむを得ない事情がある場合(救急患者・公費負担医療対・・・
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2015年11月17日(火)
[改定速報] 定額負担の金額、委員は「少し高額に」が大勢 中医協・総会3
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、(1)紹介状なしの大病院診時にかかる選定療養―に関して、(i)定額負担を求める大病院の範囲、(ii)定額負担を求めない患者・ケース―のほか、(iii)定額負担の金額(初・再診)、(iv)制度を導入した場合の初診料、外来診療料の評価―の論点をさらに議論した。 (iii)に関して、厚労省は前回、徴収金額の最低金額を国が設定することなどを提案。さらに、今回、新たな論点・・・
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 措置入院実績ない大学病院本院・II群病院は減算 DPC分科会1
- 厚生労働省は11月16日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けた対応の「検討結果(中間取りまとめ)案」などを議論し、取りまとめた。中間取りまとめでは、DPC制度(DPC/PDPS)の「機能評価係数I・IIの見直し」についても、これまでの分科会の議論の結果がまとめられている(11月16日に一部既にお伝えしています)。 中間取りまとめでは、機能評価係数Iに関して、現行の評価方法を・・・
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 機能評価係数II・後発医薬品指数は70%が評価上限に DPC分科会2
- 11月16日の「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」では、「機能評価係数IIの見直し」について、具体的な「個別項目」の(i)I群病院・II群病院における機能の差、(ii)病院情報の公表、(iii)カバー率指数―のほか、(iv)診断群分類点数表で表現しきれない重症度の差、(v)後発医薬品指数、(vi)指定難病の診療実績の評価―を検討結果を示している。 (iv)では、調整係数で表現していた、「診断群分類点数表で表現しきれ・・・
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 次回改定でCCPマトリックスを肺炎、糖尿病で導入 DPC分科会3
- 11月16日の「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」では、このほか、「算定ルール等の見直し」などについても、取りまとめられている。算定ルール等の見直しに関しては、(1)請求の仕組み(第III日、入院期間III点数設定)、(2)差額調整の仕組み、(3)再入院ルールの変更、(4)持参薬、(5)重症度を考慮した評価手法(CCPマトリックス)―などについて、検討を行っている。 (1)では、診断群分類区分ごとに第III日が異な・・・
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 2014年度DPC導入の影響評価の退院患者調査報告提示 DPC分科会4
- 11月16日の「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」では、このほか、「2014年度DPC導入の影響評価に係る調査『退院患者調査』の結果報告案」が提示された。中医協・基本問題小委員会の指摘を受け、厚労省は今回、例年添付していた調査結果の解釈をつけず、データ公表だけ行った。今後、同委員会に報告される。 調査対象は、DPC対象病院I群80施設、II群99施設、III群1405施設、DPC準備病院265施設、出来高算定病院1093施設で、・・・
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2015年11月16日(月)
[改定速報] 次期診療報酬改定に向けた対応の検討結果取りまとめ DPC分科会
- 厚生労働省は11月16日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けた対応の「検討結果(中間取りまとめ)案」などを議論し、取りまとめた。今後、中央社会保険医療協議会・基本問題小委員会に報告する。 中間取りまとめでは、DPC 制度(DPC/PDPS)に関して、(1)基礎係数、(2)機能評価係数I・II、(3)算定ルール等、(4)退院患者調査―の見直しについて、これまでの分科会の議論の結・・・
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2015年11月13日(金)
[介護保険] 住居専用地域に訪問介護・看護提供の事務所設置可能 厚労省
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- 介護保険最新情報vol.502、介護保険最新情報vol.503(11/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課、老人保健課、高齢者支援課、総務課 カテゴリ: 介護保険 高齢者
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2015年11月13日(金)
[経営] 9月の産業活動指数、医療業は前年に比べ0.2%増 経産省
- 経済産業省は11月13日、2015年9月の「第3次産業活動指数」を公表した。第3次産業における個別業種の売上高や取扱量などをもとに生産活動を、基準年(2010年)を100として指数化して示したもの。サービス部門の動向を統一的尺度で見ることができる(p3参照)。 第3次産業活動指数は、第3次産業総合で103.0(季節調整済指数に対し前月比0.4%減・原指数に対し前年同月比0.6%増)で、業種別では、「医療、福祉」は113.9(同0.・・・
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2015年11月13日(金)
[病院] 7月の1日平均外来患者数は前年同月比1万人減少 厚労省
- 厚生労働省は11月13日、2015年7月分の病院報告(概数)を発表した。「1日平均入院患者数」で、一般病床を含む病院全体は、前月比1,837人増にあたる125万3,222人(前年同月比3,582人減)、一般病床は、前月比1,956人増の66万7,161人(同2,231人増)だった。「1日平均外来患者数」は、前月比2万6,540人減の141万288人(同1万54人減)。「月末病床利用率」は、病院全体で、前月比0.4ポイント増の79.5%(同0.6ポイント減)。「平均・・・
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2015年11月13日(金)
[経営] 11月13日に医療・福祉貸付金利を改定 福祉医療機構
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- 独立行政法人 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表(11/13)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 予算・人事等
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2015年11月12日(木)
[介護] 介護休業制度の見直し、論点を提示 雇用均等分科会
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- 労働政策審議会 雇用均等分科会(第164回 11/12)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 職業家庭両立課 カテゴリ: 社会福祉 介護保険
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2015年11月11日(水)
[医療提供体制] 地域の医療構想策定に役立つ都道府県別データ集 日医総研
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- 地域の医療提供体制の現状 ―都道府県別・二次医療圏別データ集―(2015年度版)、地域の医療介護提供体制の現状―市区町村別データ集(地域包括ケア関連)―(2015年度)(11/11)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 介護保険 調査・統計
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2015年11月11日(水)
[改定速報] 機能強化型の看取り数に在宅がん医療総合診療料 中医協・総会3
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、このほか、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「機能強化型訪問看護ステーション」や「複数の訪問看護ステーションおよび病院・診療所が提供する訪問看護の整理」を議論した。 前回2014年度改定では、訪問看護に求められる機能(24時間対応、ターミナルケア、重症度の高い患者の受け入れなど)に対応する訪問看護ステーションの評価として、【機能強化型訪問看護管理療養・・・
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2015年11月11日(水)
[改定速報] 退院直後の入院医療機関から行う訪問指導を評価 中医協・総会4
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、このほか、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「退院直後の在宅療養支援の強化」を議論した。 厚労省は、医療ニーズが高い高齢者、小児、難病等の患者が、住み慣れた地域での在宅生活を継続するため、在宅療養生活を見据えた退院支援や在宅の継続的なケアが必要と説明。特に、ケアの技術や専門性が必要となる医療ニーズがある患者が療養の場を医療機関から在宅に安心・安・・・
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2015年11月11日(水)
[改定速報] 診療頻度で重症度相違なく1カ月1回の訪問評価 中医協・総会2
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、引き続き、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「在宅医療の評価」をテーマに、(1)患者の状態に応じた評価(p29参照)、(2)患者の居住場所に応じた評価(p30~p57参照)、(3)小児在宅医療に対する評価(p58~p66参照)―などを議論している。 (1)に関して、厚労省は、1カ月に1回訪問した場合と2回訪問した場合とで、調査項目のうち「健康相談」、「血圧・脈拍・・・
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