-
2009年12月02日(水)
[薬価] 平成22年度薬価制度改革に向けて、論点整理 薬価専門部会
-
厚生労働省が12月2日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度薬価制度改革に向けた全体的な論点整理が行われた。
論点整理では、平成22年度薬価制度改革は、平成20年度改革と同様、特許の切れた新薬については、後発品への置き換えが着実に進むような薬価制度とし、新規収載医薬品及び既収載医薬品に係る現行の薬価算定方式を基本とする考えが示された。その上で、既収載医薬品・・・
-
2009年12月01日(火)
[医薬品] 中核病院・拠点医療機関における治験活性化体制を提示
-
厚生労働省が12月1日に開催した、新たな治験活性化5カ年計画の中間見直しに関する検討会で配付された資料。この日は、最終目標の可視化や評価方法などについて議論を行った。
資料には、(1)中核病院における体制整備の到達目標(p23~p24参照)(2)拠点医療機関における体制整備の到達目標(p25~p26参照)(3)5カ年計画の進捗状況等(案)(p27~p44参照)―などが整理されている。
-
2009年12月01日(火)
[税制] 診療報酬に係る非課税措置は一時凍結か 政府税調
-
政府が12月1日に開催した、税制調査会で配付された資料。この日は、一次査定案に基づいた議論が行われた。
厚労省関係では、(1)肝機能障害を身体障害に含めることに伴う税制優遇措置の拡充(2)地域医療機能支援機構の設立に伴う社会保険病院等に必要な非課税措置の創設等(3)国保制度見直しに伴う課税限度額の引き上げと、減額基準割合の緩和(4)高齢者向け優良賃貸住宅建設促進税制の延長―などが認められる・・・
-
2009年12月01日(火)
[診療報酬] 改定目前のこの時期に、漢方薬を保険適用から除外するのは疑問
-
長妻厚生労働大臣が12月1日に行った、閣議後記者会見の概要。
長妻厚労相は、漢方薬を保険適用から除外するとしている事業仕分け結果について、「漢方薬は医師が処方するものと全く同じものが市販で手に入るのかどうか、医師が処方したものがすぐ手軽に薬局に行って同じ成分や、同じ効能が手軽に手に入るのかということについて疑問がある」としている。その上で、「患者の負担が増える話を短い間で、しかも、2年に1回の診療報・・・
-
2009年12月01日(火)
[鳥インフル] 人での発症は2例増の444例、死亡数は前回より増加なし
-
厚生労働省は12月1日に、11月27日現在の、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
資料によると、2009年11月27日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は前回より2例増の444例で、うち死亡数は前回と変わらず262例であった。国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)、次いでベトナム111例(同56例)・・・
-
2009年11月30日(月)
[介護] 介護支援専門員資格向上事業の予算維持を JCMA
-
- 介護支援専門員資質向上事業の予算維持に関する意見(11/30)《日本介護支援専門員協会》
- 発信元:日本介護支援専門員協会 カテゴリ: 介護保険
JCMAは、(1)介護支援専門員資質向上事業の予算維持を求める(2)資質向上事業の予算削減は、平成21年度介護報酬改定の基本的・・・
-
2009年11月30日(月)
[臓器移植] 親族優先提供について、親族の範囲や優先順位について議論
-
厚生労働省が11月30日に開催した厚生科学審議会の疾病対策部会臓器移植委員会で配付された資料。この日は、「臓器の移植に関する法律」施行細則や運用に関する指針(ガイドライン)の改正に関して、親族優先提供に関する諸課題への対応方針などが議論された(p1参照)。
親族優先提供に関しては、親族の範囲を親子および法律上の配偶者とすることとし、臓器売買の危険性などから特別養子縁組以外の養子縁組みは除外するこ・・・
-
2009年11月30日(月)
[チーム医療] 在宅医療における訪問看護師や薬剤師の役割を議論
-
厚生労働省が11月30日に開催した、チーム医療の推進に関する検討会で配付された資料。この日は、前回会合に引き続き、チーム医療の推進に関するヒアリングを行った。
ナカノ在宅医療クリニック院長から提示された資料では、在宅医療では訪問診療が大切とし、病院医療における(1)定期的な回診(毎週1回程度)(2)急変時の診察(24時間対応)―を提案。今後の医療再生においては、病院医療と在宅医療の連携(究極のチーム医療・・・
-
2009年11月30日(月)
[縦断調査] この1年半で虫歯で受診した子は40.0%に 21世紀出生児調査
-
厚生労働省が11月30日に公表した「21世紀出生児縦断調査結果の概況」。この調査は、21世紀の初年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、少子化対策等の厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的に行われている(p2参照)。
調査結果では、この1年半の間(第6回調査からの期間)に病院や診療所にかかった病気やけがは「かぜ、咽頭炎、扁桃(腺)炎、気管支炎、肺・・・
-
2009年11月30日(月)
[新型インフル] 異常行動予防のため、医療機関に注意事項を依頼
-
- 「新型インフルエンザ治療開始後の注意事項についてのお願い」について(依頼)(11/30付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
新型インフルエンザは従来の季節性インフルエンザ同様に、異常行動の報告があることから、診察に際し、従来の季節性インフルエンザと同様の配慮を要請している。具体的には、小児・未成年者については、インフルエンザ(新型インフルエンザを含む)と診断され治療が開始された後は、タミフルの処・・・
-
2009年11月30日(月)
[新型インフル] ワクチンの副作用について議論 厚労省
-
- 薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(第5回)及び新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会(第2回) 合同開催(第2回 11/30)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 安全対策課 カテゴリ: 新型インフル
資料には、(1)推定接種者数および副反応報告頻度(p5参照)(2)重篤症例一覧と概要(p8~p35参照)(3)死亡症例一覧と概要(p36~p68参照)(4)季節性インフルエンザワク・・・
-
2009年11月30日(月)
[新型インフル] 新型ワクチンの第5回出荷予定日は12月7日
-
- 新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの第5回出荷等のお知らせについて(11/30付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
資料では、各都道府県への供給見込量を掲載している&l・・・
-
2009年11月30日(月)
[処方せん] 「薬名」については製剤名を、「分量」は1回量を記載 報告案
-
厚生労働省が11月30日に開催した、内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、同検討会の報告書案が提示された。
報告書案は、10月19日から11月19日までの間に行った、同検討会の報告書骨子案に対する意見募集の結果を踏まえたもので、(1)内服薬処方せんの記載に関する現状と課題(2)本検討会における主な議論(3)内服薬処方せん記載の在るべき姿(4)内服薬処方せん記載方法の標準化に・・・
-
2009年11月30日(月)
[22年度予算] 今後も事務事業の横断的見直しを行っていく 行政刷新会議
-
内閣府が11月30日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、ワーキンググループにおける「事業仕分け」の評価結果について報告が行われた。
行政刷新会議ワーキンググループは、11月24日に「事業仕分け」の後半を開始し、平成22年度予算の概算要求の無駄を削る9日間の事業仕分けを終了した。資料では、事業仕分け(11日~13日、16日、17日、24日~27日実施)の評価結果を掲載している(p3~p70参照)。
「事業・・・
-
2009年11月30日(月)
[後期高齢者] 平成21年8月現在の後期高齢者医療制度加入者数は1359万人
-
厚生労働省は11月30日に、平成21年8月現在の後期高齢者医療事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について加入者数を5歳刻みで集計し毎月報告しているもの。
事業月報によると、平成21年8月現在の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1359万1158人(対前年同月比3.2%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は47万5880人で、加入者数に占める割合は3.5%となっている(p1参照)。資料では、都道府県・・・
-
2009年11月30日(月)
[DPC] 基礎係数の唐突な提案に、委員も驚く DPC分科会
-
厚生労働省が11月30日に開催した、診療報酬調査専門組織のDPC評価分科会で配付された資料。この日は、新たな機能評価係数案と、調整係数の段階的廃止について議論が行われた。
新たな機能評価係数は、(1)データ提出指数(2)効率性指数(3)複雑性指数(4)カバー率指数(5)救急医療指数(6)地域医療指数(7)チーム医療指数―の7つ。前回会合の議論をうけ、修正が加えられている(p4参照)。
また、調整係数の段階的・・・
-
2009年11月30日(月)
[後期高齢者] 平成25年4月に新高齢者医療制度を創設 厚労省
-
厚生労働省が11月30日に開催した、高齢者医療制度改革会議の初会合で配付した資料。この日は、新たな高齢者医療制度について総括的なフリーディスカッションが行われた。
後期高齢者医療制度は、1990年代から長年にわたって議論され、平成20年度に75歳以上の高齢者を対象とする独立した医療保険制度としてスタートした。しかし、先の衆院選で民主党が「廃止し、老人保健制度に戻す」ことをマニフェストとして掲げ政権交代が行・・・
-
2009年11月27日(金)
[国保] 70歳以上の被保険者の所得額算定方法等に新たな規定
-
厚生労働省はこのほど、「国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令等の施行」に関する通知を出した。平成22年1月1日(一部は同年4月1日)に、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令が施行されることから、その趣旨と内容について市町村、国保組合及び後期高齢者医療広域連合に周知徹底を依頼するもの。
改正の趣旨は、地方税法の改正により市町村税に係る所得の算定に変更が生じたことに伴い、国民健康保険法施行令・・・
-
2009年11月27日(金)
[病院] 国立高度医療センターの法令遵守等を議論 内閣府
- 政府がこのほど開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議の初会合で配付された資料。この会議は、独立行政法人のガバナンスのあり方(法令遵守など)を検討するために設置されたもので、まず(1)国立がんセンター(2)国立循環器病センター(3)国立精神・神経センター(4)国立国際医療センター(5)国立成育医療センター(6)国立長寿医療センター―の6つの国立高度医療センターについて集中的に検討を加えるとしている・・・
-
2009年11月27日(金)
[診療報酬] 配分見直しだけでは医療再生への財源不足 厚労省
-
厚生労働省は11月27日に、「平成22年度予算編成上の主な個別論点(医療分野)」に対する見解を発表した。野田財務副相や藤井財相は、来年度改定に向けて「診療報酬の配分見直しで対応すべき」とゼロ改定の方向を示している。これに対して厚労省は、医療再生のためには配分見直しだけでは財源が足らないとする旨の見解を表明したものである(p1参照)。
資料では、三党連立政権合意書(p2参照)や、平成20年度改定にお・・・
-
2009年11月27日(金)
[医療保険] 協会けんぽの来年度保険料率などを議論
-
全国健康保険協会が11月27日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配付された資料。この日は、平成21年度、22年度における協会けんぽの収支や、平成22年度の保険料率などについて議論を行った。
協会けんぽ財政は非常に厳しく、法定の保険料率上限である10.0%に限りなく近づきつつある。仮に10.0%を超える収入が必要との試算が出ても、法定上限以上の保険料徴収はできないため、保険財政に穴が開いてしまうことになる。・・・
-
2009年11月27日(金)
[新型インフル] 基礎疾患をもつ高齢者の死亡、11月13日より26例に
-
- 新型インフルエンザワクチンの接種後副反応報告及び推定接種者数(11/27)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 新型インフルエンザ対策推進本部事務局 カテゴリ: 新型インフル
平成21年10月19日より接種が開始された新型インフルエンザワクチンの接種者数は、2万2112例(人)。現時点までの報告に基づく副反応報告頻度は、推定接種者数の0.02%、うち重篤症例は0.002%と計算・・・
-
2009年11月27日(金)
[診療報酬] レセコン購入助成、病院は250万円、医科診療所は50万円
-
厚生労働省は11月27日に、平成21年度医療施設等設備整備費助成金実施要領を公表した。本実施要領における医療施設等設備整備費助成事業とは、保険医療機関及び保険薬局が電子レセプトを作成するために準備する設備整備に係る費用の負担に対して、社会保険診療報酬支払基金が行う助成事業。
本事業の対象は、(1)レセ電が未対応である保険医療機関及び保険薬局において、電子レセプトを作成するためのレセコンの購入、レセ電が・・・
-
2009年11月27日(金)
[診療報酬] ICD改訂に関する動向、各部門別専門部会から報告
-
厚生労働省が11月27日に開催した、社会保障審議会統計分科会の「疾病、傷害及び死因分類専門委員会」で配付された資料。この日は、平成21年10月10日から16日に開催された、WHO-FIC韓国会議について報告が行われた(p3~p7参照)。
WHO-FIC年次総会URC投票結果では、抗菌薬、抗がん薬への耐性について必要に応じてコードを追加する、など61件が受理されたことを明らかにしている。日本の意見については、3件が受理された<・・・
-
2009年11月27日(金)
[インフル] 患者数や休校など、全体としては減少傾向
-
厚生労働省は11月26日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第4報)を公表した。この報告は平成21年11月15日から11月21日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は20万7884人で、累計患者数は98万8839人となっている。この1週間の休校は828校、学年閉鎖は3611校、学級閉鎖は1万1243校。インフルエ・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。