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ヒアリング資料7 一般社団法人 全国重症心身障害日中活動支援協議会 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》
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現場で工夫している事例(アンケートより抜粋)
視点2
地域において、利用者が個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするための、
質の高い人材の確保を含めたサービス提供体制の確保に向けた課題及び対処方法(質の高い
人材を確保するための工夫など)
離職率の低下も、採用と同等の価値があると考えている。必要に応じた面談や、各課取りまとめ職員が丁寧にコ
ミュニケーションを図り、安心して勤務できるよう努めている。また、今年度よりストレスマネジメントの研修を取り
入れ、各職員がメンタルのセルフケア能力を向上できるよう計画している。年休についても、業務に支障の無い範
囲で取得し公私の充実が図れるよう、申請しやすい雰囲気を心掛けている。これらが離職率の低下にどの程度
結びついているのかは判断が困難だが、現状、勤務への大きな不満は聞かれず安定している。
人員の確保で手一杯の状況、質を求められる状況ではない。
地域における支援ニーズに応えるため、当センターでは、重心施設としての医療資源を活用した在宅支援系の事
業として、重度者向けの生活介護、児童発達・放課後デイ(重心型)、訪問看護・介護、短期入所、計画相談を実施
しており、これらの一元的な運用のもとで、地域の重度障害者への総合的なサービス提供と、保護者のレスパイ
ト機会の更なる向上を目指している。
児発の事業所などは、現場で働く人数が少ないため、施設内での教育も難しく、自分たちのルールが強くなって
いきがちである。そうなると、いい人材に育たないため、他施設への研修などを通して、外部の人と接することで、
自施設が見えてくると思う。自施設が客観的に見えてきた人は自分で育っていくことができると考える。
児童発達支援センターとして、相談支援、保育所等訪問支援の機能を維持していくという課題があるが、本体で
ある重症児・者の通所部門に人材確保が優先され、十分稼働できていないという課題があった。両事業について、
法人内の外部部署からの経験豊富な職員を兼務(非常勤)で配置することにより、複数の事業を維持することが
できている。
医療的ケア児の医療的ケアについての看護師養成研修が地域で実施されており、参加することにより看護師の
質の向上に努めている。喀痰吸引3号資格が取得できるように指導看護師資格の取得を行い、喀痰吸引3号資
格をとれるようにしている。

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