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ヒアリング資料7 一般社団法人 全国重症心身障害日中活動支援協議会 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》
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現場で工夫している事例(アンケートより抜粋)
視点4
業務の負担軽減・効率化に向けた課題及び対処方策(ICT活用など)
福祉、医療業界では、身体的な負担は増す一方で、業務に係る記録等の事務的な作業が年々増
えているために、利用者の実際の支援に影響している現状が見られている。施設入所者には安心
でゆとりのある生活環境の提供を行い、在宅利用者には、利用者が望む支援(コミュニケーション、
入浴、余暇等の支援)に特化するような支援方法が望まれる。また、業務の負担軽減には、利用者
に関わる前の準備や支援に必要な物の運搬、ノーリフトケアなどをAI等の技術に頼って行くことも
視野に取り組み、少ない人員でもゆとりができる支援が構築できれば、効率化や負担軽減にも繋
がると考える。
ICTは現段階では考えていない。マンパワー不足を解消する為、就職斡旋を行っている。特殊免許
(バス免許)の職員を増やし送迎負担を軽減し、支援に携わる時間を増やした取組を行っている。
複合機、シュレッダーを新しいものに変えることで、作業効率が上がった。
記録システムでiPadを使用しケアパレットを導入したが、新しいものに変更したことで、使い慣れて
いないこともあり負担軽減・効率化とはなっていない。継続的に使用し様子を見る必要がある。
利用者の情報の共有を電子化しwebで共有できれば支援の方向性や統一はしやすい、またサ
ポートブック等も同様と考える。このことで家族や他事業所との申し送りの時間の軽減や伝達ミス
が防げると思う。
業務改善委員を中心とした間接的業務(消毒作業を含む清掃・記録物の簡素化)の見直すことで
利用者の直接支援の充実に繋げることが出来た。

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