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資料1 後発医薬品産業の現状等について (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34511.html
出典情報 後発医薬品の安定供給等の実現に向けた 産業構造のあり方に関する検討会(第1回 7/31)《厚生労働省》
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令和5年2月15日 第9回「医薬
品の迅速・安定供給実現に向けた総
合対策に関する有識者検討会」資料

後発品の製剤工夫

• ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れた後に発売されるため、服用性・調剤性を工夫した製剤開発(=付加価
値製剤)が行われている製品もある。
図.ジェネリック医薬品の製剤工夫の例

<服用性への工夫>
・口腔内崩壊錠
・苦味マスキング技術
・新剤型・新規格追加
<医療関係者・患者の利便性への考慮>
・錠剤への製品名のカタカナ印刷
・PTPシートなどの表示(ピッチコントロール、薬効記載等)
・保存条件の改善(冷所保存→室温保存等)
・切り取りタグ付き個装箱
・硬度・溶けやすさを考慮したOD錠の開発
(例:PTPからの押し出し時の破損の軽減、自動分包機での使用への配慮)
・無包装・分包紙で保存した場合での安定性
・使用期限延長
・押し出しやすいPTP包装(PTPの素材を柔らかく)
<安全性への工夫>
・ガラスアンプルからポリボトルやプレフィルドシリンジ
・抗がん剤調製時の被曝防止のためのシュリンク包装 等

※出典:日本ジェネリック製薬協会(JGA)提供資料

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