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(資料5-2)「精神医療審査会について」(田村構成員提出資料) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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療機関への問い合わせを行い、補記していることなどの記述もあった。
③審査後のフォロー
審査後のフォローとしては、退院請求の審査結果を早く通知できるように審査委員と協
力し対応していることや、任意入院者から退院請求の入電があった際は病院に報告し、その
後の処遇を確認していること、電話にて相談のあったケース、審査終了したケースはその後
の経過を追っていること、
(請求件数が多い状況であっても)請求時に迅速に意見聴取を調
整し国が定める1ヶ月以内に処理をしていることなどが挙げられた。
④審査以外での工夫
審査以外での工夫としては、丁寧な関わりや中立・公正な立場であることを意識して対応
しているといった関わりにおける姿勢に関する記述や、退院等請求に該当しない相談など
に対しても丁寧な対応を行っていることなどが挙げられた。また、意見陳述の機会等の請求
者の権利について、口頭だけではなく文書でも伝えていることや、請求書に記載のない内容
についても聞き取りを行い審査に付していること、処遇改善請求の範囲を拡大し、あらゆる
請求を受理していること、退院等請求と別に追加の意見を述べる機会を設けていることな
どの審査以外での積極的に関わりを図っているとの記述も見られた。さらに、処遇改善請求
にあたらない内容に関しては、医療機関の精神保健福祉士との連携により対応していると
の記述もあった。

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