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06参考資料2_令和6年度以降の新型コロナワクチン接種について(第55回予防接種基本方針部会資料1) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36490.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第57回 11/22)《厚生労働省》
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【2】新たな知見等について

(2)免疫の保有状態及びワクチンの有効性・安全性等

第52回厚生科学審議会予防接種・ワクチ

オミクロン株に対する
感染及びハイブリッド免疫の有効性の推定(感染予防効果及び重症化予防効果)

ン分科会予防接種基本方針部会

資料1
(改)

2023(令和5)年2月8日

新型コロナウイルス感染後12か月後の入院又は重症化予防効果は74.6%、再感染予防効果は24.7%と推定された。
また、ハイブリッド免疫(新型コロナウイルス感染及びワクチン接種の両方により得られた免疫)による、1・2回目接種又
は最終感染後12か月の入院又は重症化予防効果は97.4%、再感染予防効果は41.8%であった。ハイブリッド免疫による、 3回
目接種又は最終感染後6か月の入院又は重症化予防効果は95.3%、再感染予防効果は46.5%であった。
Niklas Bobrovitz et al.1, Lancet Infect Dis 2023

新型コロナ感染及びハイブリッド免疫による予防効果

研究内容:新型コロナウイルス感染又はハイブリッド免疫による感染予防
効果(オミクロンに対する効果。)及び重症化予防効果を評価したメタア
ナリシス。2020年1月1日から2022年6月1日までに発表された文献が
対象とされた。対数オッズ変量効果メタ回帰により予防効果が推定された。
結果:新型コロナの感染による予防効果について11の研究、ハイブリッド免
疫による予防効果について15の研究が評価対象となった。予防効果は以下の
とおりであった。
【新型コロナの感染による予防効果】
⚫ 感染12か月後の
入院又は重症化予防効果:74.6%[95%CI:63.1ー83.5]
再感染予防効果: 24.7%[16.4ー35.5]
【ハイブリッド免疫による予防効果】
⚫ 1・2回目接種又は最終感染後12か月の
入院又は重症化予防効果:97.4% [91.4ー99.2]
再感染予防効果:41.8% [31.5ー52.8]
⚫ 3回目接種又は最終感染後6か月の
入院又は重症化予防効果:95.3% [81.9ー98.9]
再感染予防効果:46.5% [36.0ー57.3]
【新型コロナ感染と比較したハイブリッド免疫の予防効果】
⚫ 1・2回目接種による感染予防効果:46.1%[30.6ー62.4]
⚫ 1・2回目接種による入院又は重症化予防効果:57.7%[28.6ー82.2]
1.

Niklas Bobrovitz et al., Protective effectiveness of previous SARS-CoV-2 infection and hybrid immunity against the omicron variant and severe disease: a systematic review and meta-regression Lancet Infect Dis

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