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06参考資料2_令和6年度以降の新型コロナワクチン接種について(第55回予防接種基本方針部会資料1) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36490.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第57回 11/22)《厚生労働省》 |
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【2】新たな知見等について
(2)免疫の保有状態及びワクチンの有効性・安全性等
免疫の保有状態及び新型コロナワクチンの有効性・安全性等のまとめ①
本年3月時点の状況
【免疫の保有状態について】
○ 献血残余検体を用いた調査(16~69歳を対象)によると、抗N抗体保有率は、令和4年11月:28.6%、令和5年2月:42.0%、令
和5年5月:42.8%(未補正値)であった。また、国立感染症研究所が実施した一般人口における前向きコホート研究によると、令和
5年2月時点で、抗N抗体保有率は、全体で30.9%であり、年齢別では20歳代で最も高く(約50%程度)、年齢が高くなるにつれ低
下する傾向(60-69歳で約25%等)がみられた。
【ワクチン等の有効性について】
○ 疫学的知見からは、重症化予防効果は接種後6ヶ月以上、死亡予防効果は接種後10ヶ月以上持続すると示唆。また、免疫学的知見か
らは、重症化予防効果等に寄与する免疫記憶は、より長期に継続すると示唆されることから、有効性の十分な持続が見込めないと判断
できる時期は接種後1年程度と考えられた。
○ 新型コロナウイルスへの感染によって得られる保護効果についても、入院・重症化予防効果が1年以上持続し、再感染予防効果につ
いても、経時的に逓減するものの認められていた。
【ワクチンの安全性について】
○ 医師や製造販売業者等からの副反応疑い報告や、その他国内外の情報等も踏まえ、副反応検討部会等において継続的に安全性の評価
が実施されており、評価時点において、ワクチン接種によるベネフィットがリスクを上回ると考えられ、ワクチンの接種体制に影響を
与える重大な懸念は認められていなかった。
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(2)免疫の保有状態及びワクチンの有効性・安全性等
免疫の保有状態及び新型コロナワクチンの有効性・安全性等のまとめ①
本年3月時点の状況
【免疫の保有状態について】
○ 献血残余検体を用いた調査(16~69歳を対象)によると、抗N抗体保有率は、令和4年11月:28.6%、令和5年2月:42.0%、令
和5年5月:42.8%(未補正値)であった。また、国立感染症研究所が実施した一般人口における前向きコホート研究によると、令和
5年2月時点で、抗N抗体保有率は、全体で30.9%であり、年齢別では20歳代で最も高く(約50%程度)、年齢が高くなるにつれ低
下する傾向(60-69歳で約25%等)がみられた。
【ワクチン等の有効性について】
○ 疫学的知見からは、重症化予防効果は接種後6ヶ月以上、死亡予防効果は接種後10ヶ月以上持続すると示唆。また、免疫学的知見か
らは、重症化予防効果等に寄与する免疫記憶は、より長期に継続すると示唆されることから、有効性の十分な持続が見込めないと判断
できる時期は接種後1年程度と考えられた。
○ 新型コロナウイルスへの感染によって得られる保護効果についても、入院・重症化予防効果が1年以上持続し、再感染予防効果につ
いても、経時的に逓減するものの認められていた。
【ワクチンの安全性について】
○ 医師や製造販売業者等からの副反応疑い報告や、その他国内外の情報等も踏まえ、副反応検討部会等において継続的に安全性の評価
が実施されており、評価時点において、ワクチン接種によるベネフィットがリスクを上回ると考えられ、ワクチンの接種体制に影響を
与える重大な懸念は認められていなかった。
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