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参考資料9 幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(答申)[1.3MB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36795.html
出典情報 厚生科学審議会 社会保障審議会(第139回 12/11)こども家庭審議会障害児支援部会(第4回 12/11)(合同開催)《厚生労働省》
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・乳幼児を含めた全てのこどもが誰一人取り残されずに、権利主体として、
命と尊厳と権利を守られる社会
・乳幼児の思いや願いが受け止められ、社会への参画が応援される社会
・乳幼児と保護者・養育者6が安定した「アタッチメント(愛着)7」を形成で
きる社会
・人や場との出会いを通して、豊かな「遊びと体験」が保障される社会
・保護者・養育者になる前から切れ目なく、様々な人や機会に支えられ、こど
もとともに育ち、成長が応援される社会
・各分野や立場を越えた認識共有により、乳幼児に関わる人が緊密に連携し、
切れ目のない「面」での支援が実現できている社会
・乳幼児と全ての人がともに育ち合う好循環が続いていく社会
○『育ちのヴィジョン』に基づき、このような社会への変革を着実に実現して
いくことにより、
「こどもの誕生前から幼児期までの育ち」が一層大事にされ
るとともに、保護者・養育者、保育者、子育て支援者等が、社会からその尊
い役割を応援され、安心してこどもの笑顔や成長を喜び合うことができる社
会を、全ての人とともにつくっていくことが、政府の責務である。
○『育ちのヴィジョン』に基づく社会全体の認識共有と、政府全体の取組を、
こども施策の基本的な方針や重要事項等について定める「こども大綱」や次
元の異なる少子化対策の実現に向けた「こども未来戦略」等と整合的に進め
ることにより、
「こどもまんなか社会」の実現を強力に牽引することを期待す
る。

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本答申では、父母等のいわゆる「保護者」に限らず、こどもを養育している立場にある者を指

し、日常的養育者の立場にある祖父母や、社会的養育に携わる専門職(児童福祉施設職員、里親
等)などを含め、
「保護者・養育者」と表記するものとする。
後述(2.
(2)参照。



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