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(資料2)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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a) 認知症の症状
b) 精神障害(疑いを含む)、高次脳機能障害、知的障害、認知機能の低下
c) 身体的自立度の低さ
d) 排泄介助の困難さ
e) 外部サービス利用に抵抗感がある
f) 障害・疾病
g) 障害疑い・疾病疑い
h) その他
a) 経済的困窮・債務(経済的問題)
b) 家庭内の経済的利害関係(財産、相続)
c) (虐待者以外の)他家族との関係の悪さほか家族関係の問題
d) (虐待者以外の)配偶者や家族・親族の無関心、無理解、非協力
e) その他
a) ケアサービスの不足の問題
b) ケアサービスのミスマッチ等マネジメントの問題
c) その他

9,430
5,184
7,490
5,159
2,683
5,966
2,142
1,041
5,565
2,864
5,470
3,820
628
4,344
1,004
347

56.6
31.1
44.9
30.9
16.1
35.8
12.9
6.2
33.4
17.2
32.8
22.9
3.8
26.1
6.0
2.1

以下、虐待判断件数 16,669 件を対象に、虐待の種別、被虐待高齢者の状況及び虐待へ対応策
等について集計を行った。
なお、1 件の虐待判断事例で被虐待高齢者が複数の場合があるため、虐待判断件数 16,669 件
に対する被虐待高齢者の総数は 17,091 人であった。
(6)虐待の内容
ア.虐待の種別(表 39)
虐待の種別(複数回答)は、
「身体的虐待」が 65.3%で最も多く、次いで「心理的虐待」
が 39.0%、
「介護等放棄」が 19.7%、「経済的虐待」が 14.9%、
「性的虐待」が 0.4%であ
った。
表 39

虐待の種別(複数回答)

身体的虐待 介護等放棄 心理的虐待
人数

11,167

3,370

性的虐待

6,660

65
0.4

経済的虐待
2,540

割合(%)
65.3
19.7
39.0
14.9
(注)被虐待高齢者の総数 17,091 人に対する集計(表 40~43 も同様)
。ただし、1 人の被
虐待高齢者に対し、複数の虐待の種別がある場合には、それぞれの該当項目に重複
して計上されるため、合計人数は被虐待高齢者の総数 17,091 人と一致しない。

【参考】 虐待の具体的内容(主なもの)
種別
身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待
性的虐待

経済的虐待

内容
暴力的行為
強制的行為・乱暴な扱い
身体の拘束
必要とする医療・介護サービスの制限
水分・食事摂取の放任
入浴・排泄介助放棄
劣悪な住環境で生活させる
暴言・威圧・侮辱・脅迫
無視・嫌がらせ
性行為の強要
性的羞恥心を喚起する行為の強要
年金・預貯金の無断使用
必要な費用の不払い
日常生活で必要な金銭を渡さない・使わせない
不動産・有価証券などの無断売却

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