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(資料2)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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表 15

虐待の種別(複数回答)

身体的虐待 介護等放棄 心理的虐待
人数

810
57.6

326
23.2

性的虐待

経済的虐待

49
3.5

55
3.9

464
33.0

割合(%)
(注)割合は、被虐待高齢者が特定できなかった 60 件を除く 796 件における被虐待高齢者の総数 1,406 人に
対する集計(表 16~22 も同様)
。ただし、1 人の被虐待高齢者に対し複数の虐待の種別がある場合、それ
ぞれの該当項目に重複して計上されるため、合計人数は被虐待高齢者の総数 1,406 人と一致しない。

【参考】虐待の具体的内容(主なもの)
暴力的行為
身体的虐待

高齢者の利益にならない強制による行為、代替方法を検討せずに高齢者を乱暴に扱う行為
「緊急やむを得ない」場合以外の身体拘束
必要とされる介護や世話を怠り、高齢者の生活環境・身体や精神状態を悪化させる行為

介護等放棄

高齢者の状態に応じた治療や介護を怠ったり、医学的診断を無視した行為
必要な用具の使用を限定し、高齢者の要望や行動を制限させる行為
高齢者の権利を無視した行為又はその行為の放置
威嚇的な発言、態度
侮辱的な発言、態度

心理的虐待

高齢者や家族の存在や行為を否定、無視するような発言、態度
高齢者の意欲や自立心を低下させる行為
羞恥心の喚起
心理的に高齢者を不当に孤立させる行為

性的虐待

高齢者にわいせつな行為をすること
高齢者をしてわいせつな行為をさせること
金銭の寄付・贈与の強要

経済的虐待

着服・窃盗
無断流用

イ.身体的虐待に該当する身体拘束の有無(表 16)
被虐待高齢者 1,406 人のうち「身体拘束あり」が 22.5%、「身体拘束なし」が 77.5%で
あった。
表 16

虐待に該当する身体拘束の有無

身体拘束 あり

身体拘束 なし

317 人

1,089人

(22.5%)

(77.5%)

合計
1,406人

(100.0%)

ウ.虐待の程度(深刻度)
(表 17)
虐待の程度(深刻度)の割合では、前回調査より 4 段階評価に改めたが、最も軽い「1
(軽度)
」が 48.7%である一方、最も重い「4(最重度)
」は 1.5%であった。

※「複数名で判断した場合のみ回答」としたため、深刻度に回答があったのは被虐待高齢者 786 人分に
ついてであり、特定された被虐待高齢者総数 1,406 人と一致しない。

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