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(資料2)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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ウ.被虐待高齢者から見た虐待者の続柄(表 51)
被虐待高齢者から見た虐待者の続柄は、「息子」が 39.0%と最も多く、次いで「夫」が
22.7%、
「娘」が 19.3%の順であった。
なお、1 件の虐待判断事例に対し虐待者が複数の場合があるため、虐待判断事例件数
16,669 件に対する虐待者の総数は 17,909 人であった。
表 51

被虐待高齢者から見た虐待者の続柄

人数
割合(%)

息子の
配偶者





息子



4,070
22.7

1,177
6.6

6,982
39.0

3,465
19.3

娘の
配偶者

461
2.6



兄弟姉妹

177
1.0

385
2.1

その他

498
2.8

684
3.8

不明
10
0.1

合計
17,909
100.0

エ.虐待者の年齢(表 52)
虐待者の年齢は、
「50~59 歳」が 27.0%と最も多く、次いで 70~79 歳(「70~74 歳」と
「75~79 歳」の合計)及び 60~69 歳(「60~64 歳」と「65~69 歳」の合計)が 16.2%、
「40~49 歳」が 14.4%の順であった。
表 52

虐待者の年齢

人数
割合(%)

40歳
未満
1,168
6.5

40~
49歳
2,587
14.4

50~
59歳
4,827
27.0

60~
64歳
1,701
9.5

65~
69歳
1,193
6.7

70~
74歳
1,450
8.1

75~
79歳
1,444
8.1

80~
84歳
1,500
8.4

85~
89歳
914
5.1

90歳
以上
259
1.4

不明
866
4.8

合計
17,909
100.0

(9)虐待の事実が認められた事例への対応状況
ア.分離の有無(表 53)
虐待への対応として、「被虐待高齢者と虐待者を分離していない事例」が 52.9%を占め
た。一方、
「虐待者から分離を行った事例」は 20.1%、「虐待判断時点で既に分離状態の事
例」は 14.3%であった。
表 53

虐待への対応策としての分離の有無

人数
虐待者から分離を行った事例
被虐待高齢者と虐待者を分離していない事例
現在対応について検討・調整中の事例
虐待判断時点で既に分離状態の事例
その他
合計

割合(%)

4,801
12,649

20.1
52.9

434
3,424
2,610
23,918

1.8
14.3
10.9
100.0

(注)
虐待への対応には、
令和 3 年度以前に虐待と認定して令和 4 年度に対応した 6,827
人を含むため、合計人数は令和 4 年度の虐待判断事例における被虐待高齢者
17,091 人と一致しない。

イ.分離を行った事例の対応(表 54)
分離を行った事例における対応は、
「契約による介護保険サービスの利用」が 34.1%と最
も多く、次いで「医療機関への一時入院」が 17.4%、
「やむを得ない事由等による措置」が
15.9%、

(上記以外の)住まい・施設等の利用」が 12.9%の順であった。
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