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(資料2)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(添付資料) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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イ.虐待の程度(深刻度)
(表 40)
虐待の程度(深刻度)の割合は、前回調査より 4 段階評価に改めたが、「1(軽度)」が
38.8%と最も多く、次いで「2(中度)」が 37.8%、
「3(重度)」が 17.2%、
「4(最重度)

が 6.2%を占めた。
※「複数名で判断した場合のみ回答」としたため、深刻度に回答があったのは被虐待高齢者 12,180 人分
についてであり、特定された被虐待高齢者総数 17,091 人と一致しない。

表 40

虐待の程度(深刻度)

人数
割合(%)
4,728
38.8
4,598
37.8

1(軽度)
2(中度)
3(重度)
4(最重度)

2,101
合計

17.2

753

6.2

12,180

100.0

(7)被虐待高齢者の状況
ア.性別及び年齢(表 41、表 42)
性別では「女性」が 75.8%、
「男性」が 24.2%であり、女性が 8 割近くを占めていた。
年齢階級別では「80~84 歳」が 25.3%と最も多かった。
表 41

被虐待高齢者の性別

男性
4,141 (24.2%)
表 42

女性
12,950 (75.8%)

不明
0 (0.0%)

合計
17,091 (100.0%)

被虐待高齢者の年齢
65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上

人数

1,121

2,448

3,239

4,332

3,546

2,386

19

17,091

割合(%)

6.6

14.3

19.0

25.3

20.7

14.0

0.1

100.0

不明

合計

イ.被虐待高齢者の要介護認定の状況(表 43)
被虐待高齢者 17,091 人のうち、
「要介護認定済み」が 11,835 人(69.2%)であった。
表 43

被虐待高齢者の要介護認定の状況
割合(%)
人数
要介護認定 未申請
4,327
25.3
要介護認定 申請中
613
3.6

要介護認定 済み
要介護認定 非該当(自立)
不明
合計

11,835

69.2

304
12
17,091

1.8
0.1
100.0

ウ.要介護認定者の被虐待高齢者の状況(表 44~表 48)
要介護認定者 11,835 人における要介護状態区分は、
「要介護 1」が 26.0%と最も多く、
次いで「要介護 2」が 21.4%、
「要介護 3」が 18.5%の順であった。
また、要介護認定者における認知症日常生活自立度Ⅱ以上の者は 73.5%(被虐待高齢者
全体(17,091 人)の 50.9%)
、要介護認定者のうち障害高齢者の日常生活自立度(寝たき
り度)A 以上の者は 69.4%であった。
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