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参考資料6 日本専門医機構提出参考資料 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37585.html
出典情報 国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第2回 1/29)《厚生労働省》
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サブスペシャルティ領域専門研修細則 第二版

6.2.3.3 基本領域構成分類 C(グループ C)のサブスペシャルティ領域
当該サブスペシャルティ領域学術団体が指定する複数の基本領域学術団体、当該サブス
ペシャルティ領域学術団体、ならびに当機構が推薦する委員を含める。基本領域の指定に
際しては、10%以上を構成する基本領域を含めることを原則とする。
6.3 日本専門医機構サブスペシャルティ領域懇談会
サブスペシャルティ領域の専門医制度の整備と運営にあたっては、当機構と専門医検討
委員会、ならびに連絡協議会の情報共有と意見交換が必須である。これを密にするため、
当機構認定・承認サブスペシャルティ領域懇談会を設置する。本懇談会の参加領域はカテ
ゴリー1~3 のサブスペシャルティ領域学術団体とする。なお、当懇談会は前記趣旨で設置
するものであり、意思決定のための議決は行わない。懇談会の詳細については日本専門医
機構サブスペシャルティ領域懇談会規定を定める。
7.サブスペシャルティ領域専門研修制度の整備
7.1 サブスペシャルティ領域専門研修
当機構が認定するサブスペシャルティ領域の専門医を養成する専門研修は、本細則が示
す要件を満たしたサブスペシャルティ領域専門研修制度整備基準(以下、整備基準)に従
って行われなければならない。専門研修の期間は当該サブスペシャルティ領域の診療部門
に専ら所属して研修を行うことを原則とし、その基準は専門医検討委員会があらかじめ示
す必要がある。
サブスペシャルティ領域ごとに基本領域との連携や連続性が異なるため、その研修は以
下に指定する研修方式(通常研修、連動研修、補完研修)で行われる。
7.1.1 通常研修方式: 基本領域と連動しない研修方式で、基本領域専門医資格を持つ
者、基本領域専門研修修了者、あるいは修了見込み者が行うサブスペシャルティ領域の専
門研修である。基本領域との研修期間および症例等の経験の重複はできない。
7.1.2 連動研修方式: サブスペシャルティ領域の診療範囲がある特定の基本領域の扱う
傷病や診療技術の中に包含されている場合、連動研修方式とする(2段階制度)

この場合、基本領域の中に含まれる領域内分野がそのサブスペシャルティ領域に相当
し、その分野をさらに深く研修する。よって、連動研修領域は基本領域構成分類 A(グル
ープ A)のサブスペシャルティ領域が該当する。
連動研修は、基本領域研修と不可分であることから、基本領域研修中からサブスペシャ
ルティ領域の研修が開始される。基本領域の専門研修が実質的に 1 年以上行われ、順調に
研修が進めば、基本領域の専門研修を修了する見込みである場合に限り、サブスペシャル
ティ領域の研修を行うことができる。基本領域と不可分であることから研修経験の一部を
基本領域と共有できるが、その範囲と共有の方法をあらかじめ定めなくてはならない。

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