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参考資料6 日本専門医機構提出参考資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37585.html
出典情報 国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第2回 1/29)《厚生労働省》
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サブスペシャルティ領域専門研修細則 第二版

サブスペシャルティ領域専門研修細則の改定にあたって
日本専門医機構は、19 領域にわたる基本領域の整備を行った。次に当初からの基本概念
である“2段階制度”によるサブスペシャルティ領域の整備を行って、一般市民にとってわ
かりやすい制度を目指している。サブスペシャルティ領域専門研修細則(以下、細則)の
初版は 2020 年に策定したが、この細則初版は初期の制度構築に主眼をおき、実際の制度
開始によって様々な課題に直面することを当初から想定して、あらかじめ 3 年後に見直し
を行うことを定めていた。この 3 年とは基本領域専門医が登場してサブスペシャルティ領
域の研修が開始される期間である。当初の想定のとおり、サブスペシャルティ領域の制度
化には、様々な課題が頻出している。そして、最大の課題は、いかに抑制的かつ合理性を
もって一般市民のニーズに適った専門医制度を構築して運営するのか、それを具体化する
ことである。サブスペシャルティ領域検討委員会では、約 1 年にわたる集中的な検討を重
ね、諸課題解決のために本細則の大幅な見直しを行うことが必要との結論に至り、以下の
コンセプトで全面改定を行うに至った。


サブスペシャルティ領域専門医制度における日本専門医機構の役割
サブスペシャルティ領域の専門医制度は、専門研修の要件や専門医の認定と更新の要件

など基本領域と同様の制度を展開する部分と、新たな領域の認定や基本領域との関係性を
規定するようなサブスペシャルティ領域固有の課題部分とがある。これらについて、日本
専門医機構内での役割分担が必要である。現状ではその機能的な制度運営が行えていない
と反省し、日本専門医機構の役割の明確化と日本専門医機構内での役割分担をはかること
にした。


サブスペシャルティ領域専門研修細則の役割
本細則はサブスペシャルティ領域の専門医制度全般を規定し、円滑な制度になることを

目的としている。細則初版では、制度に関する質的管理の視点での整備が行われなかった
ので、本改定では以下のとおり、品質管理を制度に適用することを企図した。


品質保証: 専門医の資格や研修施設が事前に定められた水準で管理されていること
を専門医の認定・更新と研修施設の認定をもって行う。これらの認定や更新の実務は
各サブスペシャルティ領域に設置されているサブスペシャルティ領域専門医検討委員
会が担う。



品質管理: 専門医制度では、事前に定められた手順で認定された研修施設におい
て、事前に定められた手順で専攻医として認められ、事前に定められた手順で専門研
修を行い、事前に定められた手順で研修の修了を認定し、事前に定められた手順で専
門医資格更新をする。この「事前に定められた手順」が専門医制度であり、品質管理

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