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参考資料6 日本専門医機構提出参考資料 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37585.html |
出典情報 | 国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第2回 1/29)《厚生労働省》 |
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サブスペシャルティ領域専門研修細則 第二版
連動研修方式を採用する領域は前記のとおり単一の基本領域を対象にしているので、複
数の基本領域専門医を専攻医として受け入れることを想定しない。基本領域構成分類 A
(グループ A)で主たる基本領域以外の基本領域専門医が専攻研修を行う場合には、連動
研修方式は採用せず、通常研修方式で研修を行わなければならない。
連動研修方式を採用できるか否かは当機構の承認の他に、医道審議会等での承認を要す
る。
7.1.3 補完研修方式: すでにサブスペシャルティ領域(第1サブスペシャルティ領域)
の研修を行い、さらにその第 1 サブスペシャルティ領域を補完して、必要な診療技術等を
取得する場合に行う特別に認められた研修方式である。基本領域の専門研修が修了または
修了見込みで、さらに第 1 サブスペシャルティ領域の研修が実質的に 1 年以上行われ、順
調に研修が進めば、第 1 サブスペシャルティ領域の専門研修を修了する見込みのある場合
に、その研修を行うことができる。ただし、補完研修方式を採用するサブスペシャルティ
領域は、第 1 サブスペシャルティ領域に紐づけられており、その第 1 サブスペシャルティ
領域には連携する基本領域がある。したがって、紐づけられている基本領域と第 1 サブス
ペシャティ領域の専門研修の上に成り立つサブスペシャルティ領域であることを考慮すれ
ば、他の基本領域やサブスペシャルティ領域との連携は困難とならざるを得ない。よって
極めて慎重な制度設計がなされる必要がある。先行して研修した第1サブスペシャルティ
領域の研修経験の一部は共有できるが、その範囲と共有の方法をあらかじめ定めなくては
ならない。
7.2 サブスペシャルティ領域の専門研修方略
専門研修カリキュラムに挙げられた内容を効率的に履修するために、領域の特性を生か
した研修方略を以下から選択する。なお、サブスペシャルティ領域の専門研修方略はいわ
ゆる「研修カリキュラム制」を基本にする。
7.2.1 いわゆる「研修プログラム制」
: 事前に計画された専門研修を行う。研修の管理は
専門研修施設が行う。専門研修カリキュラムの内容を履修するにあたって、専門研修施設
が専門研修の内容を専攻医の発達段階に応じて設定し、定められ期間内に必要な知識や技
能が修得できるように計画した研修方法である。研修の修了は、あらかじめ定められた研
修課程の修了を専門研修施設が証明することによって行う。専門研修は、専攻医が専門研
修プログラムに所属することが前提となるので、専門研修の開始は専門研修施設が専門医
検討委員会に専攻医のプログラム所属を報告し、同委員会が承認することをもって開始す
る。同委員会はその承認を当機構に登録する。
専門医検討委員会は、以下の手順に従って、プログラム制の研修制度を構築する。
①
専門研修のためのプログラム作成指針を策定する。
②
プログラム作成指針に基づいてモデルプログラムを作成する。
③
専攻医受け入れ方針をモデルプログラムに含める。
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連動研修方式を採用する領域は前記のとおり単一の基本領域を対象にしているので、複
数の基本領域専門医を専攻医として受け入れることを想定しない。基本領域構成分類 A
(グループ A)で主たる基本領域以外の基本領域専門医が専攻研修を行う場合には、連動
研修方式は採用せず、通常研修方式で研修を行わなければならない。
連動研修方式を採用できるか否かは当機構の承認の他に、医道審議会等での承認を要す
る。
7.1.3 補完研修方式: すでにサブスペシャルティ領域(第1サブスペシャルティ領域)
の研修を行い、さらにその第 1 サブスペシャルティ領域を補完して、必要な診療技術等を
取得する場合に行う特別に認められた研修方式である。基本領域の専門研修が修了または
修了見込みで、さらに第 1 サブスペシャルティ領域の研修が実質的に 1 年以上行われ、順
調に研修が進めば、第 1 サブスペシャルティ領域の専門研修を修了する見込みのある場合
に、その研修を行うことができる。ただし、補完研修方式を採用するサブスペシャルティ
領域は、第 1 サブスペシャルティ領域に紐づけられており、その第 1 サブスペシャルティ
領域には連携する基本領域がある。したがって、紐づけられている基本領域と第 1 サブス
ペシャティ領域の専門研修の上に成り立つサブスペシャルティ領域であることを考慮すれ
ば、他の基本領域やサブスペシャルティ領域との連携は困難とならざるを得ない。よって
極めて慎重な制度設計がなされる必要がある。先行して研修した第1サブスペシャルティ
領域の研修経験の一部は共有できるが、その範囲と共有の方法をあらかじめ定めなくては
ならない。
7.2 サブスペシャルティ領域の専門研修方略
専門研修カリキュラムに挙げられた内容を効率的に履修するために、領域の特性を生か
した研修方略を以下から選択する。なお、サブスペシャルティ領域の専門研修方略はいわ
ゆる「研修カリキュラム制」を基本にする。
7.2.1 いわゆる「研修プログラム制」
: 事前に計画された専門研修を行う。研修の管理は
専門研修施設が行う。専門研修カリキュラムの内容を履修するにあたって、専門研修施設
が専門研修の内容を専攻医の発達段階に応じて設定し、定められ期間内に必要な知識や技
能が修得できるように計画した研修方法である。研修の修了は、あらかじめ定められた研
修課程の修了を専門研修施設が証明することによって行う。専門研修は、専攻医が専門研
修プログラムに所属することが前提となるので、専門研修の開始は専門研修施設が専門医
検討委員会に専攻医のプログラム所属を報告し、同委員会が承認することをもって開始す
る。同委員会はその承認を当機構に登録する。
専門医検討委員会は、以下の手順に従って、プログラム制の研修制度を構築する。
①
専門研修のためのプログラム作成指針を策定する。
②
プログラム作成指針に基づいてモデルプログラムを作成する。
③
専攻医受け入れ方針をモデルプログラムに含める。
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