(3)個室ユニット型施設の整備・運営状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[5.5MB] (153 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》 |
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(1) 業務の質や工夫
調査対象
ヒアリング結果
特別養護老人
<直接ケア業務>
ホーム A
現状ではある程度職員数が確保できているため、直接ケア(特に個
別ケア)の実施に関する業務の質や負担感の差異は生じていない。
ただし、当施設の定員 14 人ユニットは、10 人ユニットと比較して
ユニットの端から端までの物理的距離が長いため、職員と入居者と
間のコミュニケーションの頻度は少なくなりがちな印象がある。
<周辺業務>
フロアの2ユニットを1単位(10 人ユニット・14 人ユニットの組み
合わせ)として運用しているため、業務の質に差は出ていない。
特別養護老人
<直接ケア業務>
ホーム B
ユニット人数に応じて、入浴のタイミングや食事時間等の多少のず
れはあるが業務負担は大きく変わらない。
レクリエーションや外出についても、ユニット単位で計画・実施し
ており、ユニット人数の影響はあまりない。
<周辺業務>
業務の質や負担感に差は出ていない。
特別養護老人
<直接ケア業務>
ホーム C
ユニット間で職員配置に大きな差がないようにシフトを工夫してい
るため、入居者のケア(職員・入居者間コミュニケーション等を含
む)に支障がない。
ただ、朝6~8時の時間帯は、早番職員出勤まで1人で対応しなけ
ればならず、14 名ユニットを1人で対応するのは負担が大きい。
<周辺業務>
周辺業務について、定員数による相違はない。
特別養護老人
<直接ケア業務>
ホーム D
20 人単位で運用している他ユニットと比較すると、15 人ユニット
は相対的に余裕があるため、15 人ユニットから他ユニットへの応援
は日常的に行っている。入浴や食事は、比較的応援で対応しやすい
業務と思う。
特別養護老人
ホーム E
<直接ケア業務>
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