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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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ことに苦しんできたか、薬害をどのように考えて
いるのかをまとめる(p.4 上段の point1,2)

○もっとも印象的だった被害者の声について、その
理由や共感したことを班やグループ内で発表す
る。

地域性、使用教科書での薬
害に関する記述などを踏ま
えて選ぶとよい。
・被害者に共通する薬害再発
防止への強い思いを理解させ
る。

問:薬害を防止するためにどのような取組や仕組みの整備がされてきたのか、


展開Ⅱ
15 分

○国/PMDA、製薬会社、医療 従事者(医療機
関)/薬局、国民(消費者)のグループに分か
れ、p.5-6 上段のスモンとサリドマイドの解説文
を読み、関係者別に当時何をすべきだったか、グ
ループディスカッションを実施する。

・4つの関係者別グループを
作り、薬害の防止や被害を抑
える た め 何を す べき だ っ た
か、考えさせた上で、それら
を総括して発表させ、全体像
をつかむ流れにするとよい。
・答えのヒントとなる解説文
の箇所に下線を引かせてもよ
い。
○各グループのまとめを全体に向けて発表し、薬害 ・各グループを回り、話しや
の原因の全体像をつかむ。(p.5 上段の point1)

すい雰囲気作りを促す。
○消費者保護の観点から薬害の発生を機に、どのよ ・必要に応じ、手引きを参考
う な 制 度 が で き た か を 理 解 す る ( p.6 上 段 の
に新設された制度の具体的
point2)

な内容を説明する。
問:薬害を起こさない社会にするために必要なことは何か。
○p.5 下段の図と p.6 下段の詳しい役割を確認し、
現在、どのような薬の安全性を確保するための仕
組みが設けられているかを知る。

展開Ⅲ
10 分
○国、製薬企業、医療従事者、国民(消費者)それ
ぞれが果たす役割が、情報の伝達・提供と情報に
対する認識と理解を含むものであることを理解す
る。
○薬害の発生を防ぐために、国、製薬会社、医療従
事者(医療機関)/薬局、国民(消費者)が何を
すればいいのかを考える(p.6 上段の point1)

まとめ
5分

・関係者別のグループを設け
た場合、それぞれの立場で
は、どのような役割を果たす
べきか、どのような情報を誰
に提供すべきかを考えさせ
る。
・特に、薬の消費者となる国
民は社会の一員として、社
会に関心を持ち、情報発信
して社会参画することが大
切であることを理解させ
る。

問:薬害を起こさない社会にするために、自分が社会の一員としてどのように行動
すべきか。

○薬害が起こらない社会にするために、薬を使う生 ・広く消費者保護一般や基本的
徒たち自身が社会の一員としてどのようにすべき
人権の保障、個人と社会のか
か、どのようにかかわっていくべきかを考え、発
かわりという観点からの回答
表する。
を引き出すのもよい。

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