よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬害とはどのようなものなのか被害者の声を聴いてみよう。
〔テキスト p.3-4〕

【 目 的 】
○被害者の方々が心身両面で苦しんできたこと、薬害のない社会を実現してほしいと願
っていることを理解する。
○高校生については、さらに踏み込んで、被害者に「共通している想い」などについて
問いを設定し、その課題に対して考察や発表を行う。

point

について
➢ 考察結果の例


・自分や家族の死、病気や障害による身体的・精神的苦痛
・病気をめぐる偏見や差別
指導上のポイント
○実際に被害に遭われた方々が、かけがえのない健康を失うとともに、様々な差別を受
けてきたという事実を知り、薬害のもたらした問題が広範囲にわたることを理解させ
る。
point

について
➢ 考察結果の例
・薬害を受けてとてもつらかった
・なぜ薬害が起きてしまったのか
・国、製薬企業、医者などがきちんと対応していれば防げたのではないか
・偏見や差別のない社会になってほしい
・薬害を繰り返さないでほしい
・薬害防止のために正しい知識を持った社会になってほしい



指導上のポイント
○被害者の方々に共通する薬害の再発防止への強い思いを理解させる。
- 19 -